ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【94話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
父の意図は
アバルト領地へ行くようシルビアに命じた父アトランテ公爵。
そこは魔獣が多く生息する危険な場所で、一見シルビアに罰が与えられているようにも見えますが、実は彼には意図があるよう。
先日のアカデミーの火災事件により、シルビアもファーブル教授と同じく黒魔法使いなのではと悪い噂が流れているらしく。彼女の並外れた能力がまたその噂に拍車をかけているみたいです。
湖の水を丸ごと持ってきて消火したりとか、あり得ないような力を披露したことが裏目に出たのかもしれませんね…。皆を助けるためにやったことなのに残酷すぎます。
しまいにはシルビアがアトランテ公爵の実の娘ではないのではなどと、ありもしない噂が立つように。その状況から娘を守るために、アトランテ公爵は人目のつかない場所へシルビアを逃がしたかったのだとか。
あとアバルト領地は魔獣対策のための巨大な結界が張られていて、呪いの攻撃なども通じないため、シルビアを徹底的に守ることができる最適な空間なのだとも。
なるほど…。アトランテ公爵にそんな考えがあったとは…。
確かに最近シルビアに優しかったので、突然そんな理不尽で厳しい罰を与えるようなことをするとは思えませんでしたから、実は優しさだったというのは納得ですね。
シルビアの決断
父アトランテ公爵の説明を聞いたうえでシルビアは納得できないのか、涙を流しながら部屋をあとにしました。
どうやら憑依前のシルビアはアバルト領地に行くのが嫌で毒を飲んだという過去があり、そういう悲惨な境遇が今のシルビアを悲しくさせたみたいです。
シルビアを守るためだという父の気持ちは彼女に伝わったのですかね…?そこら辺はよく分からず。
ただ庭園で一人泣いていたシルビアを励ましてくれたのが、猫の姿の魔物の王でした。彼は一生懸命シルビアを慰めてくれているよう。
まさかこんな良い奴だったとは驚きですね。前回猫の姿になるまでは、耳の尖った怪しい男で得体の知れない不気味さがありましたが、ただただ優しい人でした。笑
これはもう完全にシルビアの仲間と考えてよさそうですね~。
あと魔物の王曰く、探している聖杯もちょうど北のほうにあるのでアバルト領地に行くのは都合が良いのだとか。
そんな助言もありシルビアはアバルト領地へ行くことを決心したよう。そのことを知ったテーヴも一緒に来てくれることに。
いや~テーヴの存在は頼もしいですね。また新たな舞台で物語が始まりそうで楽しみです。
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