ピッコマで公開されている「この結婚はどうせうまくいかない」の感想と考察になります。
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「この結婚はどうせうまくいかない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
2度目の人生
今回はイネスの2度目の人生が詳しく描かれました。
彼女は悲惨だった最初の人生の経験から、幸せを手に入れるには本物の愛しかないと考えたよう。
そのため皇太子オスカルとの結婚を控えているにも関わらず、恋に落ちた画家の助手エミリアーノと駆け落ちして、4年もの間貧しくも幸せな生活を送ったのだとか。
たとえ貧しくたって本人たちが幸せならそれが一番ですよね。イネスにはそのまま幸せな生活を送って欲しかったのですが、現実は甘くないようで…。
ヴァレスティナ公爵家に見つかってしまい、エミリアーノはルチアーノに殺され、イネスは自殺したようです。
最初の人生に続きまたも自殺ですか…。あまりにも可哀そうですね。
そして今回登場したルチアーノの表情は冷酷なものでした。イネスのことを家門の名誉を汚した妹とでも思っているのでしょう。
2度目の人生が終わった後にどうなったのかまでは描かれず。次は6歳に戻ってカッセルを婚約相手に指名する今の人生になるのでしょうか?
それともまた何度か人生を繰り返すのか、気になりますね。
緻密な計画
場面は今に戻り、イネスはこれまでの自分の計画を振り返っていました。
彼女の計画とは、エスカランテ公爵と暮らすことのないエスカランテ公爵夫人になることだったのだとか。
なるほど。それでこの間お互い干渉しない結婚生活をしようと提案したわけですね。この部分は第8話で描かれていました。
それなのに意外にもその提案をカッセルに拒絶されてしまい、それがイネスにとっては誤算だったみたいです。
この計画は17年前から進めていた計画らしく、上手くいかないことに彼女は頭を悩ませていました。
17年前ということは6歳のときですね。まさに顔がカッコいいからという理由でカッセルを婚約相手に指名したあのときです。
今回の感じを見ると、顔がイケメンだからという話はただの口実であり、本当はカッセルのことを好きではなかったのでしょう。
初めは好きだと言っておいて、結婚が間近に迫った時に好きではないからと言って自由を得ようとしたのかもしれません。
イネスがこの計画で何を考えてどういう意図を持っていたのか知りたいですね。
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