ピッコマで公開されている「メイドとして生き残ります」の感想と考察になります。
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「メイドとして生き残ります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【91話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
シエルの言う不死とは
大魔法使いの話を始めるシエル。どうやら彼の言う不死とはあくまでも自然死はしないという意味で、強い毒を飲んだり心臓を抜いたりすると死ぬのだと。
そうなると、普通の人よりは死なないにしても、殺そうとすればできてしまうということですね。。やはりシエルにユルーゲルの薬を飲ませるわけにはいかなそうです。
そして、大魔法使いは歴代の大魔法使いの魔力が込められた龍の心臓が受け継がれていくため、それに耐えられる魂を持った肉体が必要なのだと話すシエル。
そして、大魔法使いの魂はミケーレの森で生まれ変わり、まるで神のような存在なのだと。
ミケーレの森とはセヤとシエルと言った森のことでしょうか?ミケーレの森は大魔法使いにとって重要な場所であり、それと繋がる王妃宮もまた重要な場所ということになりますね。
大魔法使いと王妃宮に何か縁があるのだと思いますが、過去に遡ると王妃と大魔法使いが大恋愛したとか何か関係があったのでしょうか?(安易な推測)
大魔法使い
シエルの大魔法使いの話は続きます。前代の大魔法使いの赤い瞳のユディット・ミヌ。彼女は滅亡させた王国の王子を愛したが、王子は彼女を見捨てて魔塔から飛び降りて死んでしまったと。
絶望したユディットは龍の心臓に耐えれる赤ちゃんを見つけて、自分の心臓を受け渡して死んでいったのだと。
そして、「愛」を知ることがないよう魔塔に閉じ込めて教育し、今の代の魔法使いであるシエル・カッパーフィールドが誕生したのだと。
シエルのように大魔法使いの魂を持って生まれてこない場合は、死んだ魔法使いの魂を強制的に捕まえて肉体に入れようとしたため、大魔法使いの肉体を創る魔法陣が必要だったみたいです。
今は使われていない魔法陣ですが、昔は非人道的な方法が行われていたわけですね。
大魔法使いが不在なのは困るから、ひとまず死んだ魔法使いの魂を使って人工的に大魔法使いを創ったということなのでしょう。
それにしても、シエルの前の代の大魔法使いユディットはなんだかかわいそうですね。
大魔法使いは1代に1人しかいないということですが、それではこの世界に存在する大魔法使いはシエルただ1人ということですね。
シエルはとても気さくなので忘れがちですが、こういう話を聞くと改めてすごい人なのだと思い知らされますね。
クラインの答え
プロポーズをされて以来、クラインと初めて顔を合わせるアス。
彼はこの間のアスの質問について、当然アスだけを救うとは言えないけど、イティカを先に助けることもしないと答えます。彼にとっては2人とも大切で、それではいけないのかと。
しばらく考えたあとに、結婚する理由には至らないと話すアス。
しかし、諦めないクラインは結婚を前提に付き合うのはどうかと提案します。
アスはずっと断り続けると言うのですが、あなたが許してくれるまで求愛し続けると言い、クラインは彼女の手にキスをするのでした。
2人とも大切だと言うクラインの答えを聞いてなんだかな~と思いましたが(クライン的にはそれが正直な気持ちなのでしょうが)、最後の求愛し続けると言うシーンでやっぱり恰好いいなと思ってしまいました。(ちょろい)
さすがのアスもちょっと赤くなっているようでしたし、クラインが押し続けたらアスの心も動くのではないかと思います。
これだけストレートに愛の言葉をささやいてくれるイケメンを拒み続けるのは至難の業ですが、最終的にアスは誰かを選ぶのでしょうか。
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