ピッコマで公開されている「優しいあなたを守る方法」の感想と考察になります。
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【70話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ギリアードの力
ギリアードの本を持って王太后マノの元に訪れるレティシャ。
王太后マノと会うのはテヌアに襲われて以来でしたが、王太后マノはレティシャが幸せに暮らす予知夢を見ていたため大丈夫だと信じていた様子。
そして、本題のギリアードの話に。王太后マノはギリアードの力が戻って来たのだと明かします。
それは、レティシャがヨゼフィーナの呪いに打ち、ディトリアンと幸せに暮らすことができると意味します。
レティシャがうれしさで瞳を潤ませると、泣いてもいいと頭をなでてくれる王太后マノ。そして、自分の息子のユリオスに読んであげたようにレティシャに童話の本を読んであげるのでした。
王太后マノはギリアードの力が戻ってきていたんですね!レティシャの未来が明るいことがわかりましたし、これは公国の大きな武器になりそうです!
それにしても王太后マノはまるで実の子のように優しくしてくれますね。
レティシャはヨゼフィーナの元で虐待され続けていましたから、彼女の優しさが心に染みるでしょうね。
ユリオスと王太后マノ
ユリオスと王太后マノの過去の話。
ユリオスが青年になった時のこと。彼から夢が見れることを告白されると、徐々にギリアードの力が戻って来たといいます。
そして、その後。帝国のヨゼフィーナから当時16歳のディトリアンを送るように要請を受けた時。
ユリオスがヨゼフィーナがディトリアンを殺す予知夢を見たと王太后マノに明かし、自分が代わりに帝国に行くと言い出します。
もちろん、最初はそれを認めようとしない王太后マノでしたが、必ず戻るから信じて欲しいと言うユリオスの言葉を信じて送り出すことに。
しかし、ユリオスは殺されてしまい、自責して気が触れてしまうのでした。
どうやらユリオスもギリアードの力を持っていたようですね。だからディトリアンの身代わりになったと。
ユリオスは小さい時のレティシャにも優しくしてくれたくらいですから、弟であるディトリアンのことはさぞかし可愛がっていたのでしょう。
それでもどんな目に合うかわからない帝国に自ら行くなんてなかなか出来ることではないですよね。
ユリオスは本当に優しくてイケメンですし、亡くなってしまっているのが本当に残念です。
王太后マノもあの時ユリオスを帝国に行かせてなかったらと悔やんでも悔やみきれませんよね。ユリオスが行かなかった場合はディトリアンの方が殺されていたでしょうし、どっちにしろ悲しい結末になってしまったなんて悲しすぎます。。
7年越しに
そして、それから7年後の現在。ようやくユリオスの遺骨が自分の元に帰ってくると、ユリオスが約束を守ったことに気が付きます。
ユリオスは自分がどんな姿に公国に戻って来るのか知っていたのだと。
隣で眠るユリオスが守ったもう1人の子であるレティシャの寝顔を見て、ユリオスの笑顔を思い出すのでした。
ユリオスは7年越しに王太后マノとの約束を守ることが出来たのですね。今回の話を読んで思わずウルっとしてしまいました。
ユリオスは自分が遺骨になって公国に戻ることを知った上でディトリアンの代わりに帝国に行っていただなんて。。
彼が聖人すぎて、亡くなってしまったのが残念でなりません。
遺骨ではありますが、王太后マノの元にやっと戻ってこれて良かったですね。涙
憎きヨゼフィーナが痛い目に合うのを早く見たくて仕方がありません。
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