ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【42話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
嫌な予感
皇女様…、皇帝陛下がお戻りになられました…。
そう報告してくるコリンの表情はなぜだか暗い。
殿下に何かあったのかな…と不安を感じるクロエ。
そして皇帝がいるという部屋に向かうと、部屋の前では兄3人とそして皇帝と同行していた騎士イベイン・イクシオンが何か話をしており、ただならぬ雰囲気だ。
イベイン曰く、皇宮に帰って来る途中に古代怪物ラシャートの襲撃を受けたのだと。
その言葉を受けてクロエは嫌な予感がした。それと同時に、”もうすぐ死ぬ人がいて…”というこの間のエズラの言葉が頭によぎる。
クロエが涙を流しながら部屋に入ると、そこにはベッドに横たわっている皇帝の姿があるのだった。
皇帝の状態は
クロエが部屋に入ると、そこにはベッドに横たわる皇帝の姿が。
駆け寄って手をギュッと握ると、その手は冷たくはない。皇帝の死を予感していたクロエは救われたような表情である。
ただチェスターによると、どうやら皇帝は仮死状態らしい。
ラシャートは獲物の意識を完全に破壊する毒を持つ古代怪物。そんなラシャートに襲われ、皇帝は仮死状態に陥ってしまったというのだ。
古代怪物については資料が少なく、主治医も治療方法が分からない。
そのためゼッドが調査に向かうことになっているのだと。
その話にクロエは驚き、ゼッドお兄様が行く必要はないじゃないですか!と止めるが、他の者に任せるわけにはいかないようだ。
弱い者であればすぐに死んでしまうだろう。皇帝の次に強いゼッドがやらなければならないのである。
ゼッドを引き留めることが出来ず、私もお兄様のように強かったら…私に少しでも力があったら…とクロエは自分の無力さに涙を浮かべるのだった。
事実は伏せて
今回の出来事を世間に知られるわけにはいかないため、表向きには別の理由を公表することに。
皇女誘拐を企てたカーストンの残党を罰するため、皇帝の帰還が遅れていると。
それにより皇帝の不在を正当化し、その理由で5年間は耐えれるだろうとチェスターは考えているのだった。
落ち込むクロエ
一方クロエは落ち込んで自分の部屋で引きこもっていた。ゼッドを引き留めることが出来なかったからだ。
急遽コリンはテオを呼び出し、クロエの部屋に行って慰めて欲しいと言う。今彼女を精神的に支えられるのはテオしかいないとコリンは考えたようだ。
詳しい事情を知らされないままテオがクロエの部屋に入ると、彼女は酷く落ち込んでいる様子。
クロエは今の状況を説明し、ゼッドを守ってあげられないことが悔しいのだと打ち明けた。
状況を理解したテオは部屋を駆け出し、どこかへ向かうのだった。
テオが向かった先
部屋を駆け出したテオが向かった先、それは今にも出発しようとしているゼッドのところである。
どうして殿下が行かなきゃならないんですか!?と呼び止めるも、やはりテオが引き留めることなどできるわけもない。
今俺がやらなければいつか子供たちが脅かされるだろうとゼッドは言う。
確実にクロエを守るために今彼が自ら出向こうとしているのだ。
俺が戻ってくるころにはクロエを守れるくらい強くなっておけ!
ゼッドはテオにそう言い残し、皇宮を出発した。
そしてクロエは部屋の窓から出発するゼッドのことをただただ見ていた。
剣術ができないなら知識をつけて強くならなければならない!大切な人を守るために!
クロエはそのように自分自身に誓っているのだった。
5年後
それから5年が経った。
皇女様!と侍女が呼ぶ先には、成長したクロエの姿があるのだった。
【42話】感想
雰囲気的に皇帝は死んでしまったのだと思いましたが、まさかの仮死状態でした。まだ助けることが出来る状態で良かったです!
治療方法が分からないとのことで、強いゼッドが調査に向かうことに。大好きな兄が危険なところへ行くなど、クロエからしたら気が気ではないですよね…。
きっとゼッドなら無事帰って来てくれると信じたいです。
そして今回の話の最後になんと5年後になっていました。突然すぎる!笑
成長したクロエの姿は半分カーテンに隠れていて少ししか見えませんでした。どれほど大人になっているのか、次の話が楽しみですね。
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