ピッコマで公開されている「ダークヒーローの娘になる方法」のネタバレと感想になります。
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「ダークヒーローの娘になる方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
カーレンの父と母
矢に打たれた”レ”にはカーレンとジェイドが寄り添い、そして話を聞きつけたシオンもそこに駆けつけた。
カーレンは父と母のことを思い出していた。
父である先代ルウェルトン公爵は、自分より優れた魔術師であったカーレンのことを妬み、そして暴力を振るった。
幸いなことに母はカーレンに愛情を注ぎ、息子が暴力を振るわれていると盾になって守ってくれたのである。
そんな母が亡くなった時、カーレンは絶望と喪失感を感じた。
そして今倒れている”レ”を前にして、その時と同じ感情が湧いてきたのである。
最初に彼女を引き取ったのは気まぐれに近かったのに、いつの間にか彼の中で大きな存在となっていたようだ。
また、なぜこの子は私の命を助けたんだ…?という疑問も感じているのだった。
スパイでもかまわない
それから犯人の男の拘束はシオンに任せ、カーレンは”レ”の止血をすることに。
痛みで舌を噛まないようジェイドに協力させながら、魔術を使ってひとまず止血に成功した。
それから安全な場所で休ませるため、すぐ近くにあるカーレンが経営しているホテルに連れて行くことに。
ホテルで医者に診察を受けると、命に別状はないのだと。特に毒などもなく応急処置も適切だったと言う。
そんな診察結果にカーレンも一安心である。
そして寝ている”レ”のことを見ながら、一人考えていた。
”赤い花”のターゲットもしくはスパイ。そのどちらかかと思っていたわけだが、身を挺して自分を守ってくれるとは想像もしていなかったのだ。
もはやスパイだとしても良いと感じた。もしスパイであっても教育して寝返らせれば良いと。
だからまずは生きてくれと思うのだった。
神官が必要
”レ”の手術のために医者たちが部屋に集まって来て、カーレンは部屋を出た。
そしてカーレンはシオンと話をするが、彼によるとジェイドは手術が終わるまで待つと意地をを張っていたという。そしてとりあえず今は部屋で休んでいると。
ジェイドがそれほど動揺するのも珍しいことなのだ。
それからシオンはカーレンの指示で神殿に連絡をしていたが、どうやら今は大多数の神官が不在なのだと。
その日王宮で催しがあり、大多数がそちらにいるということで、終わり次第来てくれると返事があったらしい。
”レ”の痛みを和らげるには神官の中でも位が高い者が必要だ。
そう考えたカーレンは、国王にこう伝えるようにとシオンに命じる。
今すぐ全ての神官をここに送れ!さもなくば王族のうち一人が娘と同じ目に遭うだろう!
その言葉をそのまま伝えるようにと指示するのだった。
【13話】感想
”レ”のことを赤い花のターゲットかスパイかと考えていたカーレンですが、まさかの展開に困惑しているようですね。
まさか彼女に守られるとは夢にも思っていなかったことでしょう。
ついにスパイでもかまわないとまで思うように。もう本当の娘のようですね。
彼女には早く回復して目を覚まして、そしてカーレンとジェイド、シオンたちを安心させて欲しいです。
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