ピッコマで公開されている「ダークヒーローの娘になる方法」のネタバレと感想になります。
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「ダークヒーローの娘になる方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【10話】ネタバレ
事件の真相
小説「ルウェルトン公爵家の日常」で起こる”占いの館殺人事件”。
その事件の犯人は、過保護で執着心の強いいわゆる毒親と呼ばれる母親のもとで育った。
犯人はそんな母親を愛し、そして同時に憎んでいた。
ある日犯人は、”母親になりたい”という自分の欲望に気づき、そして自身の母親を殺した。
それから母親と同じ赤髪の女性に目を向けるようになったのである。
犯人は占い師のふりをして女性たちに”美しくなる薬”を渡したが、それは一時的に肌にハリを与えるものの、時間が経つと心臓発作を引き起こすという薬だったのである。
そんな小説の内容を思い出した”レ”は、やはり赤髪の女性たちが心臓発作で死んだのは偶然じゃなかったと思った。
そしてカーレンにヒントを与えるため、女性たちは赤髪だけではなく”占いが好き”という共通点があるのではと言った。
占いの館はほとんどが貧民街にあり、共通点がなさそうな色んな身分や年代の人が行く場所でもあるからと。
そのような”レ”の助言に、カーレンは情報ギルドに連絡して調査させることにした。
そしてそんな話を終えたところ、”レ”は体調を悪そうにして気を失ってしまうのだった。
他にも被害者が
気を失ってしまった”レ”は、小説で自身が捕らえられている光景が頭に浮かんでくる。
彼女は拘束されて牢屋に入れられている。
そこにカーレンが助けにやって来るが、彼もまた矢が刺さって倒れこんでしまった。
そんな夢を見ていたところで、ハッと目が覚める”レ”。
この事件に巻き込まれるのは私だけじゃなかったのね…!と思い彼女は青ざめる。
小説では、猛毒が塗られた矢が刺さったカーレンは昏睡状態に陥り、有名な医者や神官を集めるも彼の意識は戻らないまま1カ月が経過することになった。
そのことが世間にも知れ渡り、多くの民衆たちが公爵家に押し寄せて騒ぎとなったのだ。
”レ”は小説のそこまでの内容しか知らなかった。
というのも、そのエピソードを呼んでいるときに倒れて、その後本を開くことが無かったからである。
こんな大事なことどうして今になって思い出したのよ!!と自分を責めるのだった。
カーレンを引き留めなければ
倒れてベッドに寝かされていた”レ”の周りにはカーレンやジェイド、シオンたちが集まっていた。
皆彼女のことを心配してくれたようだ。
それからカーレンの元には、赤毛の女性たちの行動が記録された報告書が届いた。
小説では、その報告書を見たカーレンは占いの館に行くことになるはずなのである。
そして原作通りの展開だけは阻止しなければと思った”レ”は、とっさにカーレンの服を掴んで引き留める。
どうしたんだ?と聞いて来るカーレンだが、何と説明していいか分からない。
前世で小説を読んで先の展開が分かるということや、転生して来たということなど、正直に話すわけにはいかない。
そう考えた彼女は正直な気持ちをそのまま伝えようと思い、公爵様ぁ…いかないでぇぇ…と涙を流して訴えるのだった。
【10話】感想
小説で内容を知っている”レ”ですが、これから起こることが分かるのは強いですね。ただ途中までしか読んでいないようで、その先は彼女の記憶が通用しないということにもなりますが…。
それにしてもカーレンはめちゃくちゃ強いはずなのに、原作の小説ではあっさりと矢でやられてしまうのですね…。それが意外でした。
果たして”レ”はカーレンを救うことが出来るのでしょうか。続きが気になります。
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