ピッコマで公開されている「狂った王女にはワケがある」のネタバレと感想になります。
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「狂った王女にはワケがある」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
夢での言葉
眠りから覚めたリズベルは頭痛に悩まされていた。
そして夢に出てきた最後の言葉を思い出そうとしても思い出せない。
笑って…何が何でも隠し通して…リズベルは……だから。
そのような必死の叫びが聞こえてきたのである。その声の主が誰なのか、何を伝えようとしているのかリズベルには分からないのだった。
ふとみると部屋の中にはキツネのティスがいた。
リズベルはティスのことを抱き上げ、可愛いわね!主とは似ても似つかないわ!と話しかけた。
しかしティスにかけた言葉はアシオスには筒抜けである。
どこか他の建物を詮索しているアシオスは、酷い言われようだな…と言って少し微笑んでいるのだった。
ロゼスからの伝書鳥
部屋に一人でいるリズベルのもとにはリケリテ騎士団の伝書鳥がやって来た。
塔全体にはアシオスの魔法でバリアが張ってあるが、リズベルはバチっと光を放つ指で触れて一瞬で破壊し、伝書鳥を中に入れる。
リケリテ騎士団ということは主はロゼスということ。
どうして私のところに…?とリズベルは疑問を感じながらも、足に括り付けてある小さな袋を受け取る。
袋を開けて中に入っている紙切れのようなものを見てみた。何かメッセージが書かれているのだろうか。
そして袋の中から、ごろっと何かが転がり出て、それを目にしたリズベルは目を見開いて驚く。
それは見覚えがあるもので、以前足を怪我していた彼女のために何者かが部屋に置いて行った塗り薬に似ている。
以前貰ったものは部屋の引き出しにしまっており、急いで確認してみると、確かに同じものだ。
どういうこと…?とリズベルは戸惑う。そして、信じちゃダメなのに…とも呟いた。
真実は何かロゼスに確かめなきゃ…と彼女は思っているのだった。
【20話】感想
部屋にキツネのティスが残っていたわけですが、それによってリズベルの言葉はアシオスに筒抜けとなっていました。彼女のことを監視するために置いて行ったのかもしれませんね。
そしてリズベルのもとにはロゼスからの伝書鳥が。そこに入っていた紙切れに何が書かれていたかはまだ明かされていません。
また紙切れと一緒に塗り薬が。まだ足の怪我が治っていないであろうリズベルのために彼が送ってくれたのでしょう。本当にロゼスは優しい。
今回のことで兄の気持ちにリズベルが気づけると良いですね。
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