ピッコマで公開されている「幼馴染を暴君に育てました」のネタバレと感想になります。
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「幼馴染を暴君に育てました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
歴史の授業
ビチェとジェイドは帝国の歴史の授業を受けていた。
授業中、一緒に花火を見たときの”キレイだ”というジェイドの言葉を思い出してボーっとしているビチェ。
しかし先生に質問されると彼女は的確に答える。初代皇帝のアレクシス大皇帝陛下がブラックドラゴンのターラントを倒してターラント帝国を築いたというお話ですよね?と。
彼女は10歳を2回もやっているから授業を聞いていなくても知っているのだ。
今度は先生はジェイドに気になることはないかと話を振ると、初代皇帝はどんな風に死にましたか?と彼は質問する。
まさかの質問に先生もビチェも戸惑った。
私が読ませた本の影響かしら?とビチェは思ったが複雑な気分である。ジェイドのことを暴君に育てたいため、本当は喜ぶべき状況ではあるが妙な気持ちだ。
初代皇帝は建国から50年生きたというが、どんな風に亡くなったかまでは先生も知らないのだと。
するとジェイドは意味深なことを言う。
50年も生きたんですか?長いこと耐えたんですね。
彼の言葉にビチェはまた疑問を感じる。それはまるで皇家の呪いに関する話のようであるが、彼は呪いのことを知らないはず。
この世界では一般人は皇家の呪いのことを知らない。皇族が自らの弱点を外部に漏らすはずがなく、魔力もなく捨てられた皇子ジェイドが知るはずがないのだ。
遠くない未来に魔力を持つとき、ジェイドは呪いのことを初めて知ることになるのである。
ビチェがそんなことを考えていると、その日の授業はそこで終わるのだった。
好きなタイプは
授業が終わった後、授業以外で会ったらイケメンなのに…と呟いているビチェ。
さっき歴史を教えてくれいてたローウェン先生のことだ。前世では気づかなかったビチェだが、金髪で彫刻のような顔立ちをしておりイケメンなのである。
するとその独り言を聞いたジェイドが話しかけてくる。金髪が好きなのか…?結んでいる髪が好きなのか…?といくつか質問してきた。
そして最後に率直に、彼が好きなのか?と聞いてくる。
本音で言えば人としては好きだが異性としては違うと思ったビチェ。しかし過去に戻って今は10歳であるということを考えると彼女は答えに困る。
考えた末、イケメンならみんな好きだから好き!と答えた。
そんなビチェの回答に、何!?とジェイドは驚く。そして、僕が…10…と彼は何かボソッと言いかけてやめてしまう。
結局ジェイドが何か言おうとしたのか、ビチェには分からないまま。
それから次の授業へ向かおうとすると、屋敷内に飾ってあるビチェの母の肖像画の前でジェイドは立ち止まる。彼女がキレイだから立ち止まって見ているようだ。
そしてビチェがふと、あなたの理想のタイプってどんな人?と質問すると、彼はこう答えた。
薄い色の髪の毛に、輝く瞳を持つ花火みたいな人。
ジェイドはそう言って、少し頬を赤らめているのだった。
【8話】感想
初代皇帝がどんな風に亡くなったかを質問したジェイドですが、相変わらず独特の感性をしていると言うか、何を考えているのか読めませんね。
彼は皇家から追い出された身なので、皇族に恨みを持っていてもおかしくない気もしますが、今のところそんな素振りはないようです。
ジェイドの心情が読めませんが、まあビチェを好きなことだけは間違いなさそうですね。笑
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