ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【38話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
フェイロンからの手紙
カイラはジェーンから受け取ったオースティン子爵が飲んでいる薬をロナルドに渡しに行った。
彼女が以前持っていたものと同じ、褐色の瓶に入った薬である。
その薬の成分を調べて欲しいとロナルドに頼むのだった。
それから屋敷に帰ったカイラの元には、フェイロンの忠臣であるメルビンが訪れた。フェイロンからの手紙を渡しに来たようだ。
以前彼女は狩猟祭の日に渡す装飾品を作るため好きな色を質問していたのだが、手紙に書かれている答えは、特に色に好き嫌いはないと。
カイラに似合うと思う色を選んで欲しいとのことである。
フェイロンらしいねと思い、カイラは頬を赤らめている。
そしてメルビンはフェイロンからの贈り物も持って来ていた。狩猟祭の時に使う乗馬のための鞍だ。
一般的に男性が使うものよりも小さく、彼女のためにオーダーメイドしてくれたのであった。
メルビンのお願い
贈り物をくれたフェイロンにカイラはお礼の手紙を書き、メルビンに渡す。
メルビンは帰る前に、カイラに個人的なお願いを話した。
これまで彼女はメルビンのことを”オハラ令息”と呼んでいたわけだが、”メルビン”と呼んで欲しいのだと。
戸惑うカイラだが、いずれ第二皇子妃になる方だから私の主人同然ですと彼は言う。この後その旨を第二皇子にも伝えるとつもりだと。
その話を受け、カイラは彼を”メルビン”と呼ぶことを受け入れた。
するとメルビンもカイラのことを、”妃殿下”と呼んでくる。
それはまだ早いのでは…と彼女が突っ込むと、彼は照れたように微笑んだ。
カイラは彼を見て、どことなく切なそうなところがアンドレアに似ていると感じるのだった。
可哀想なアンドレア
カイラはアンドレアからの手紙を受け取っていた。
手紙には、またお姉さまに会いたいと書かれている。そして問題なければ屋敷に来てもいいかと。
自分の家なのに来てよいか許可を取っているアンドレアのことがカイラは可哀想に感じた。幼い頃に父に虐待されていたことが大きいのだろう。
自分は誰にも守られずに大きくなってしまったが、アンドレアのことは自分が守ってあげたいと彼女は彼女は思っているのだった。
それからカイラは、インセン伯爵令嬢について調査するようブアゼルに頼み、自身はソレンを連れて外出することに。
目的は狩猟祭でフェイロンに渡す装飾品を作る素材を買いに行くこと。
ソレンに案内され、貴族の人がほとんどそこで購入するという店を訪れるのだった。
色選び
カイラはソレンと店に入り、フェイロンにどんな色が合うのか、様々な糸を見てみる。
在庫切れになっている棚があり、店員に確認してみると、すでに購入された他の貴族と色がかぶると不快だろうということで取り下げているらしい。
そこにあったのは空色の糸だったのだと。フェイロンに似合いそうな色なのに残念だったねとカイラは感じた。
それならばと青色と銀色を買うと店員に伝えるが、その瞬間突然横から他の女が手を伸ばしてくる。
これは私が買うよ!と横取りしたのだ。
こちらのお客様が先だったので…と店員がカイラの味方をしてくれるが、その女は譲る気はないようである。
やむなくカイラは金色と黒色のものを買うことに。そして横取りして来たその女の分もこちらで会計するとカイラは言う。
銀色と青色をお買いになったのは第二皇子殿下に差し上げる贈り物を作ろうと言うことですか?インセン伯爵令嬢?
カイラはそのように問いかける。
横取りしてきたのは何とエトリーナ・インセンだったのである。
【38話】感想
これまでメルビンに焦点が当たったことはあんまりなかったような気がしますが、今回カイラがメルビンと色々会話してる場面がありました。
メルビンはフェイロンの忠臣ですが、いずれ皇子妃になるからとカイラのことも慕ってくれているようです。彼女はそんなメルビンのことがアンドレアに似ていると感じたようですね。
フェイロンの部下にもちゃんと慕われているというのは、後々いい方向に作用しそうな気もします。
そしてフェイロンに渡す装飾品を作るための買い物ですが、そこでたまたま遭遇したエトリーナ。彼女はカイラが目を付けた糸を横取りしていきました。
カイラはインセン伯爵を味方に付けなければと言っていましたが、果たしてこの状況でどう対応するつもりですかね。
揉め事になってしまったら味方につける作戦がまた遠のいてしまいます。この後どうなるのか注目どころです。
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