ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【34話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
回帰前の戦争
エドハールが回帰する前には大陸戦争が起こっていた。
戦争の最中にソルシエ帝国では2人の皇子が皇権をめぐって争っていた。そのような内戦の影響もあり、第二次大陸戦争でソルシエ帝国は惨敗。
その戦争でエドハールも戦場に駆り出され、公爵邸を留守にして戦争に出向かなければならなかった。
しかし今度は違うとエドハールは誓っていた。絶対にレイナとエルとは離れることはないと。
戦争が早く終わるわけではないが、少なくとも自分のミスを挽回することは出来る。
エドハールはそのように思っているのだった。
戦争に備えて
戦争が起こる前に物資を備蓄しておかなければなりませんねと言うレイナ。
それは魔精石の見返りに魔塔に掛け合っているとエドハールは言う。
それから鎧や盾も必要になるが、エドハール曰く現在鍛冶屋が足りなくて人を集めている最中なのだと。鍛冶屋も足りないうえ、鉄鉱石も不足しているという。
その話に、鉄鉱石であればなんとかなるかもしれないとレイナは言う。
どのようにするのかとエドハールは気にしているが、もう少し確実になったら話すとレイナは言うのだった。
また彼女は、ヒスビリアン家で直接商団を立ち上げたいと言い出した。そのほうがやりやすいと。
するとエドハールは、その件は君に任せると言ってくる。
その言葉にレイナは驚く。商団を任せるということは、ヒスビリアン家の財政的実権を渡すという意味だからだ。
こんな形でもあなたが少しでも私のことを見て欲しい。
エドハールはそのように思っているのだ。
一方のレイナは、いつか独り立ちすることになったら、この経験は活きてくるだろうと考えているのだった。
鉱脈を探せるか
エドハールとの話し合いが終わったレイナは、ウンディーネを呼び出し、そして質問した。
鉄鉱石の鉱脈を見つけることができるかと。
ウンディーネは、出来るかもしれないが簡単ではないだろうと答えた。
大自然は精霊たちのルーツであり母でもある。レイナは精霊と契約したことによって自然を感じることができるのだ。
一方で大自然は摂理をすごく重要にしているのだと。
だからもし鉱脈を探すことが摂理に逆らうなら大自然が見つけられないようにするだろうという。
そんなウンディーネの難しい話に、レイナは首をかしげている。精霊術師ならば知っているはずの知識だが、なったばかりのの彼女はまだ知らないのだ。
ひとまずレイナは教えてくれたウンディーネにお礼を言い、そして自分でも調べてみようと書斎へ向かうのだった。
精霊に関する本
書斎にやって来たレイナは、早速精霊に関する本を読んでみる。
そこには、1人が契約できる精霊は1種類のみであると書かれている。その種類は生まれつきの特性によると。
人は4大属性の内1つを持って生まれるらしく、元々持っている属性の精霊と契約できるというのだ。
異なる属性を複数契約することは絶対に不可能だと書かれている。
その本を読んで戸惑うレイナ。なぜなら彼女は4大属性の精霊たちと全て契約を結んでいる。
しかし読み進めていくと、非常にまれに2つ以上の精霊たちと契約できる場合があると書かれていた。
それは2通りのケース。大自然の祝福を受けたのか、それとも大自然の摂理に逆らったか。
大自然の摂理に逆らうという内容に、レイナは少し引っかかるのだった。
それから次の本を読んでみるレイナ。
その本には、2種類以上の精霊と契約している場合に大自然に逆らった罪があるのか確認する方法が書かれていた。
それによると、精霊を成長させることが出来なければ召喚者が摂理に逆らう存在になったことを意味するのだと。
とりあえず複数の精霊と契約しているという事実を周囲に知られてしまったら、自分にとってもエルにとっても良いことはないとレイナは感じた。
自分が過去に回帰して来たことが摂理に逆らったものだとして、それによりエルが病気なのだとしたら…?
彼女はそのように考え、早くリュミエ神殿に行かなければと思うのだった。
【34話】感想
エドハールは新たに立ち上げる商団をレイナに任せるつもりのようです。
信頼していることを示してレイナに振り向いてもらおうという感じでしょうが、彼の思いとは裏腹に、レイナは独り立ちする時に役に立ちそうだと考えているところは切ないですね。
またレイナは精霊のことについて調べ始めましたが、複数の精霊と契約できるのは2通りだと。大自然の祝福を受けたのか、もしくは大自然の摂理に逆らったのか。真逆ですね。笑
レイナは一体どちらのパターンなんでしょうか。気になるところです。
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