ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【17話】ネタバレ
コリンの失態
夜の廊下で第2皇子ゼッドと遭遇したクロエは、彼にお姫様抱っこされて部屋に戻ることに。
元々テオと会うために部屋を飛び出したわけであり、テオに会いたいと彼女は主張したが、友達も寝ているんじゃない?と言うゼッドに説得されてそのまま部屋に帰ることにしたのだ。
部屋に戻ると、護衛騎士のコリンが少し動揺していた様子だ。彼は皇太子に呼び出されたことで持ち場を離れ、その間にクロエが部屋を出てしまったのである。
たとえ皇太子に呼び出されたとは言え職務を全うできていないことには変わりなく、ゼッドはコリンに詰め寄った。
自分がいない間に何かあったら…とコリンも自分の失態を理解しており、膝をついて謝った後、部屋を出て行った。
そんなコリンの悲しそうな姿を見てクロエは胸が痛くなった。自分が勝手に出て行ったせいなのにと。
そしてコリンに嫌われたらどうしようと思い、クロエ少し落ち込むのだった。
昔話
クロエと2人きりになったゼッドは、彼女を寝かしつけながら昔話をしてくれると言う。
それは遠くない昔の話。それはアスカニアの話だ。
とても乱暴な皇帝がいて、その皇帝は愛する人に殺されるという呪いがかけられているのだと。
同じ血が流れる息子たちも同じ呪いにかかっており、幼いころから心を閉ざす術を身に着けていたという。
愛する人に殺されるということは、心を開いてしまう家族や恋人が最も危険だということであり、そのためアスカニアは親族同士で会うことはめったになかった。
皇太子と認められるために実の父をさすという狂った習わしは、生みの親でも決して心を許したりしないということの証明である。
ゼッドがそんな話をしてあげると、すごく悲しそうです…とクロエは言う。
そんな彼女の瞳は、悲しみを表す赤色になっているのだった。
【17話】感想
ゼッドに責任を問われてしまってコリンも気の毒でしたね。それが自分のせいだと感じてしまうクロエも可哀想です。
そして寝かしつけるためにゼッドはコリンに昔話をしてくれました。が、とても幼い子に聞かせる話じゃないような…。
アスカニアにかけられた呪いの話はまだしないほうがいいとチェスターは判断していたわけですが、そんなこと知る由もないゼッドはあっさりと話してしまいました。
意向の違いで兄弟でいざこざにならなければいいですが…。
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