ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
彼の新しい名前
”日曜日”と久々に再会したクロエだが、仲良しだった彼は今までと違ってよそよそしかった。
そして遅れてきた騎士のヒースも部屋にやって来る。
暫く見ない間に明るくなりましたね?などとヒースは相変わらずフランクに接してくる。皇女様の前で失礼な発言は控えるようにとコリンに注意されるくらいだ。
ヒースはこの間会った時と同じようにフランクだが、なぜか”日曜日”は今までとは違い笑ってくれない。
彼の笑顔が見たいと思いクロエは彼の手を握って、渡したいものがあるの!と言う。
それは「テオ」。彼の新しい名前だ。古代語で”神の贈り物”を意味する言葉である。
だがそれでも彼は浮かない表情を浮かべている。名前が気に入らないのかな?とクロエは不安になった。
そして、皇女様からいただいた名前を大事にしますなどと彼は相変わらずよそよそしい感じだ。
困惑するクロエはコリンのほうをチラッと見るが、彼がよそよそしくなった理由はコリンにも分からないのであった。
テオに会いたい
テオ…どうしちゃったのかな…?
そう思いながら夜眠りにつくクロエ。
すると彼は夢に出てきて、素っ気ない態度をとって来る。
どうして前みたいに笑ってくれないの?と問いかけるが、彼は答えることなくどこかへ行ってしまった。
一人にしないで!テオ!と叫び、彼女は目が覚めた。
テオは私のこと嫌いになったの?と思い、今すぐ彼に会いたくなったクロエは部屋を飛び出した。
夜でも扉の前にいてくれるはずのコリンの姿はなく、テオに会うためにクロエは暗い廊下を進んでいく。
暗くて廊下の先は見えず、クロエが不安を感じていると、そこには背の高い白金色の髪の男が立っているのだった。
その男の正体は
夜の廊下で遭遇した背が高くて白金色の髪の男。そして彼は青い瞳を持っている。
暗くてよく顔が見えないクロエは、チェスター殿下…?と声をかけると、その男は声を上げて笑った。
兄上が聞いたら機嫌を損ねるだろうな!と。
彼の正体は第2皇子ゼッド・アスカニアだったようだ。
お互いに名前を名乗り自己紹介をする。これが2人の初めての対面だ。
うちの血筋からこんな可愛らしい子が生まれるなんて冗談だよね?と彼は軽い口調で話す。それからクロエのほっぺたをムニっと掴んだりとお調子者のようでもある。
そんなゼッドと初めて接して見て、ちょっと意地悪だけど悪い大人じゃないみたい…とクロエは感じた。嫌な感じはしないと。
それからゼッドは突然クロエをお姫様抱っこしてくれる。
あの…ゼッド殿下…と彼女が言うと、妹なんだからゼッドお兄様と言ってみな!と言ってきた。
少し戸惑いながらも、ゼッドお兄様…と彼女が呼ぶと、彼はキラキラと嬉しそうな表情を浮かべる。
私のささいな行動一つで誰かが喜んでくれると思ったクロエは、もっと皆を喜ばせたいと感じた。
【16話】感想
”日曜日”は新たにテオという名前を貰いました。これは誰が考えたんですかね。クロエなのか、チェスターってことはなさそうですが…。
結局テオがよそよそしくなった理由は明かされず。コリンも事情を知らないようでした。クロエからしたら友達が友達じゃなくなったようで辛いでしょうね。
そしてついに登場した次男ゼッド。見た目はチェスターとも似ていますが、もっと明るくてお調子者な感じの人見たいです。
冷酷な長男と明るい次男。バランスを考えると三男は穏やかな感じでしょうか?作品名が「暴君な兄が3人います」なので違うか。笑
男兄弟3人揃うのが楽しみです!
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