ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【45話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
エルセラに会うため
カルテン公女の成人パーティーで顔を合わせたエルセラとカルオン。
本当に公女の成人を祝いに来たのですか?とエルセラが聞くと、それよりも君が来ると聞いて来たんだよとカルオンは答える。彼は妹と会うことが目的だったようだ。
エルセラの夫ハルゼンは王宮を訪れ、カルオンの妻エイレネと娘ロウェナは出身家のグラディエムに帰っているため、お互い息子1人連れてこのパーティーに出席している。
それから少し政治的な話にもなり、異国の進行を警戒しなければならないと口にするカルオン。
エルセラが以前戦争の可能性を自らカルオンに口にしたこともあるので、それにより兵力増強を進めているのか、それともただ自らの望みを成し遂げるために自分を利用しているのか。
彼女は兄の真意が何なのかが気になったが、あまり深く考えるのはやめようと思うのだった。
カルオンが聞きたかったこと
カルオンが今回エルセラに会って聞きたかったこと、それは彼女の元に送ったバーグマンから報告を受けた件についてであった。
バーグマンは、エルセラから病名の調査を頼まれたと事実通りにカルオンに報告していた。
私の頼みについて何も聞かないと約束しませんでしたかと問うエルセラだが、そうだっけ?とカルオンはとぼける。彼に隠し事はできなそうである。
不満そうなエルセラは、ダンスが下手なもので…と冗談を言いながら、わざとカルオンの足を踏みつける。
痛がるカルオンだが、それでも彼は本当にエルセラのことを心配しているのだと。だからこそ危ないことをしてほしくないし、彼女が何をしようとしているのかバーグマンから聞き出したのである。
危ないことは何もないのでと言うエルセラだが、何かあったら僕に言うようにとカルオンは念押しするのだった。
ビセンテと婚約予定だった相手
面白い話を聞いたよと切り出すカルオンは、ビセンテとカルテン公女との婚約の話題を持ち出す。
その日友人や他の夫人たちにもその話をされ、エルセラも少しうんざりしているようだ。
そしてカルオンは、その結婚は間違ってはいないんじゃないかと言う。
その言葉に、ごもっともだと思うエルセラ。貴族にとって結婚とは欲得ずくの約束であり、恋愛や純愛といったものではないのだ。
それからカルオンは、ベルンハルト家の婚約相手はパンテッツ家の令嬢になるはずだったと話す。
パンテッツ伯爵の娘エリシア・パンテッツ。
彼女の家門は強い支持基盤を持っている貴族で、ベルンハルト家の理念とも良く合ったため、ビセンテの婚約相手として最有力であった。
ハルゼンも元々は彼女をベルンハルト家に迎え入れるつもりでいたらしい。
しかしエリシアは使用人の男と関係を持ってしまい、ある日たまたまパンテッツ伯爵が早く家に帰宅した時、2人の関係を目撃してしまったのだと。
パンテッツ伯爵が娘の愚行を知ってしまい、婚約話はなかったことになったのだ。
その話を聞いたエルセラはハッと前世のことを思い出す。
確かに前世でもエリシアがビセンテとの婚約相手になるはずだったが、エリシアが他の愛する人の子を妊娠してしまい、その婚約は実現することはなかったのだ。
そしてエルセラは疑問を感じた。
エリシアとの婚約が実現しなかったのは前世と同じだが、そのタイミングが違う。今回はもっと早く愛する人の存在が明るみになっているのだ。
そしてエルセラは、どうしてその日パンテッツ伯爵が早く帰宅したのかとカルオンに質問した。
カルオン曰く、その日開催された貴族会議で、ハルゼンが私的な用事で早く家に帰らなければならないことになり、その影響で他の出席者たちも早く帰宅したのだと。
それで早く帰ったパンテッツ伯爵が娘と使用人の関係を目撃することになったのである。
ハルゼンが通常よりも早く帰って来た日…
エルセラが夫の過去のことを思い返していると、一度だけあった!とその日のことを思い出すのだった。
【45話】感想
兄に隠し事は出来ないわけですか~。なんか嫌ですね。笑
カルオンは本当にエルセラのことを心配しているのかもしれませんが、エルセラからしたら余計なお世話でしょう。病気のことも、前世で…なんて話すわけにはいかないので、あんまり探らないでもらえたらいいですが。
またビセンテにはカルテン公女以外に婚約候補だった相手がいたのですね。パンテッツ伯爵の娘エリシア。
貴族会議でハルゼンが早く帰ったことから、結果的にパンテッツ伯爵家との婚約話が破綻することに繋がっているようです。
一体ハルゼンが早く帰ったのは何のためだったのか。エルセラが思い出したようで、続きが気になります。
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