ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
自分が分からない
エルセラは妊娠してからつわりに苦しみ、食事も喉を通らず瘦せてきていた。
そんなエルセラは、自分が大げさだけなのかかなと思うようになる。他の女性も経験ことなのに、自分だけが苦しんで周りに迷惑をかけているような気がして、心に負担がかかった。
彼女は次第に怒りっぽくなっていき、ハルゼンに八つ当たりするように。
なぜこうなってしまったのか、エルセラも自分のことが分からなかった。
災難の連続
ある日母ベアトリス・アベトリーナ・フィサリーデが様子を見に来てくれた。
久しぶりの母との再会を嬉しそうにするエルセラ。すごく会いたかったわ!!と言って抱き着く。
エルセラは毎日母がベルンハルト家に来てくれることを望んだが、そうはいかないようだ。
なぜなら父フィサリーデ侯爵が倒れたのだと。
まもなく父が亡くなるという事実を突きつけられ、そばにいてあげることも不可能で、そのこともまたエルセラの心にダメージを与えた。
悪いことは続くもので、ハルゼンは長期で家を空けることになる。レナルトの南側、リヌスの会戦に参戦することになったのだ。
まさかの知らせに呆然とするエルセラ。
それからハルゼンが戦場に発って数カ月が経ち、家門の長であるベルンハルト公爵が死を迎える。
家長を失い、後継者であるハルゼンが家を空けている今、この家門を守る者がいなくなってしまうのであった。
家長に名乗り出た男
ベルンハルト公爵は亡くなり、後継者であるハルゼンは不在。
そんな状況を聞きつけ、ハルゼンの叔父であるパッシェン伯爵が現れる。
ハルゼンはまだ19歳だから、自分こそが家長を務めるべきだと言い出したのだ。
ここぞとばかりに現われたパッシェン伯爵だが、そこにはエルセラが立ちはだかる。
正式に代理人として認めて欲しいのなら、夫ハルゼンが戻ってから、彼に承認を得るべきだと。
するとパッシェン伯爵は衝撃の一言を言い放った。
王命で戦場に追いやられたような人間が果たして生きていると思うのか!?
その言葉にエルセラは目を見開いて驚く。
王命…?と聞き返し、彼女は愕然とするのだった。
【20話】感想
妊娠してから色々なことが重なり、エルセラの精神は不安定になっていったのですね。
実父の死、夫の長期不在、義父の死。そんな災難の連続ありますかね…。辛すぎます。
妊娠と同時にこういう辛い経験を味わったことで息子を愛せなくなってしまったのでしょうかね。
そして自分こそ家長を務めるべきだと突然現れたパッシェン伯爵。彼曰くハルゼンは王命で戦場に駆り出されたのだと。
これがどういうことを意味するのか、続きが気になります。
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