ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
ハルゼンの心情
ヘルミア王女の誕生パーティー会場のバルコニーで、エルセラはハルゼンと久しぶりに顔を合わせる。
求婚のお手紙はベルンハルト卿が直接書かれたのでございますか?とふと質問するエルセラ。
ハルゼンは、そうですと答えた。手紙は確かに自身が描いたものであると。
逆に彼は、なぜ求婚を受けてくれたのかと質問してくる。父の勧めだったのか本人の選択だったのか気にしているようだ。
その質問に対し、これが私の最善の道でしたから…と答えるエルセラ。
一方ハルゼンは、私には君しかいませんでしたと言ってくる。そして”ベルンハルト卿”ではなく”ハルゼン”と名前で呼んでくれとも。
エルセラは彼の考えが全く分からないのだった。
新婚生活
時は流れ、エルセラはハルゼンと結婚して、ベルンハルト家での生活が始まった。
それなりの夫婦。傍から見たらそのような感じだろうか。
エルセラの姉エシャヒルドは、王太子妃という立場で動きずらい中、ベルンハルト家を訪れて妹に会いに来てくれた。
王妃がその訪問を認めてくれたようで、どうやらハルゼンも頑張って取り計らってくれたようである。
エシャヒルドは、幸せになりなさいと言ってエルセラを抱きしめてくれる。
そんな姉は何か悲しげにも思える意味深な表情を浮かべているのだった。
エルセラの妊娠
それからエルセラは妊娠したことが発覚。
わたくしのお腹に新しい命が宿っているのね…とエルセラは幸せそうな表情を浮かべた。
エルセラにとって義父にあたるハルゼンの父ベルンハルト公爵。彼は笑顔を見せない人だが、妊娠の報告には初めて笑いかけてくれた。
周囲の人たちもエルセラの妊娠を喜んでくれているようだ。
そう思いながら歩いていると、エルセラはうっかり階段を踏み外して転げ落ちそうになる。
すんでのところでメイドが支え、事なきを得たが、もうお一人の体ではないのでと彼女は言ってくる。お腹の中の赤子のことも考えてご注意くださいと。
その言葉にエルセラはハッとした。
これまで他のメイドたちも、怪我をしないように気を付けてくださいと言ってくれたが、それは自分ではなく”赤ちゃんのこと”なのかと。
エルセラはそう思い、失意を感じたような表情を浮かべるのだった。
【19話】感想
妊娠が発覚した時、エルセラが嬉しそうな表情を浮かべているのが印象的でした。将来息子に無関心になることを知りながら読んでいるので、最初は喜んでいたのかと意外に思ってしまいます。
しかし周りが心配しているのは自分ではなく赤ちゃんのことなのではと失意を感じるのもまた印象的な場面です。
こういうこともあって息子を大事にしなくなっていったのですかね。これからのエルセラの心情変化に注目したいです。
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