ピッコマで公開されている「緑陰の冠」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第38話 | 第39話 | 第40話 |
「緑陰の冠」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【39話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
クリスタルホールでの噂
あの日、皇宮のクリスタルホールの廊下で起きたことはすぐに広まった。
キャメロン侯爵令嬢が醜態を晒したと考える人がいれば、女性に対しユスタフが行き過ぎた行動であったと思う人もいた。
一方、冷酷そうに見えるユスタフが自分の姉を庇い優しくしたことも話題となり、姉に対してこうであれば婚約者にはどれだけ優しいのだろうかという世論はユスタフの方に傾いた。
このような事態になり無視することができなくなった皇帝は、最終的にラチア公爵家に手を上げたのであった。
リーゼとのティータイム
ランとリーゼはお茶を楽しんでいた。リーゼは赤髪の侯爵夫人で、皇后主催のお茶会の場にもいた。社交界で心を開く友人を見つけるのは難しいから、彼女はランにとって大切な人なのであった。
リーゼはランが皇太子殿下に言い寄られている話をすると、ランは皇太子について皇帝にお願いしようと思いますと答えた。
リーゼは皇太子妃にも気をつけてくださいねと忠告をした。
話は変わり、今度私たち夫婦と一緒にピクニックに行きませんか?と誘うリーゼ。ランは快くそれを承諾するのであった。
皇太子の接触
ユスタフは皇太子妃の調査報告書を読んでいた。
報告書によれば、皇太子妃は結婚後もわざと避妊をしているという。
本来、皇太子妃が権力を得る最も簡単な方法は次期皇太子を産むこと 。しかし、そうしないということは彼女の心は別のところにあるということであった。
どういうつもりかはわからないが、確実に言えるのは皇太子妃は皇太子に良い感情を抱いていないということ。
コンコン。執事がやって来ると、お客様がやってきたのだと言う。
ユスタフの元に来たのは、皇太子であった。
皇太子はなんで私が急に来たのか気になるよね?と話を切り出すと、私はあなたの味方だということを伝えに来たのだと言う。
突然、そんなことを言われて驚くユスタフ。
簡単に言えば、皇太子はユスタフを当主にする協力をする代わりに、ランを手に入れる協力をしてくれと頼んだのであった。
ユスタフは彼のことを心底軽蔑した。どうしてあんなことを考えることができるのだろうと。そして、ランが従順になることは想像さえできないと思った。
ユスタフは皇太子に、殿下の提案は心の奥に刻みますと言い、話を終わらせるのであった。
囁く女性の声
ユスタフは皇太子と別れて、屋敷内を歩いているとランと会った。
彼女はユスタフが皇太子と会ったと聞いて、心配しに来たのであった。
ユスタフは心配するようなことはありませんよと言うと、一緒に首都からラチアに戻りませんか?と聞いた。
ランはそれを断ると、社交シーズンが終わるまではここにいるつもりだから、ユスタフは先に帰ってもいいよと言った。
ユスタフが分かりましたと言うと、ランは少し置いてからユスタフにここにいてほしいと言う。すると、彼は喜んでと言い、ランに顔を近づけるのであった。
第二皇子の調査報告書が入って来たから書斎に行こうと誘うユスタフ。
彼の心の中に、女性がこうささやいた。
"信じてはいけない。愛しているとささやくほど注意してください。そうじゃないと、私のようになってしまいますと。"
ユスタフは突然、姉上と声をかけると、私が裏切ったらどうしますか?と聞くのであった。
【39話】感想
←前回 | 今回 | 次回→ |
第38話 | 第39話 | 第40話 |