ピッコマで公開されている「影の皇妃」のネタバレと感想になります。
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「影の皇妃」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
エミリオの推測
ルシアの父親のエミリオに送った手紙には、差出人か記載していなかった。
どうして手紙の差出人が私だとわかったのですか?とエレナは聞いた。
エミリオは手紙に書かれた通りに娘を治療し、彼女は奇跡的に生き返ったと言う。そして、手紙にはこうも書かれていたと。病気が好転しても後遺症がひどいため1年以上はゆっくり休まなければいけない。
しかし、完治すれば再発率も低く1か月で日常生活に支障なく暮らせるようになると聞いていたエミリオは、ここで疑問を抱いたのだと言う。病気の治療法を知っている方が治療期間を知らないのはおかしいと。
エミリオは手紙の最初の発信地が学術院の近くであると突き止めたところで、レンから手紙が届いたのだと言う。
手紙には学術院にいるルシアの身辺が危険だから、詳しくは会って話しましょうと書いてあった。
その時、エミリオは確信したのだと言う。その恩人にやっと出会えるのだなと。
わずかな状況を分析して、物事をこんなに完璧に推理できるなんて。エミリオの名声は嘘ではなかったのだと、感心をするエレナ。
そこまで調べられたので私も否定しません、私が手紙を送ったのは確かですとエレナは言うのだった。
すると、エミリオは改めてエレナにお礼を言った。そして、今日助けてもらったエレナも彼にお礼を言うのであった。
譲渡書
せっかくだからと一緒に食事をすることにしたエレナとエミリオ。
エミリオは席に着くと、もう少し質問をしていいですか?と尋ねた。
彼は仕事上人を把握するのが癖になっていると前置きすると、話し方、手振り、食べ方から判断するにエレナのことを皇族ではないですか?と聞いた。
エレナは彼のことを見る目があると思った。最大限身分を隠しているにも関わらず、ただ行動だけでそこまでわかってしまうのは。
エレナは半分はあっていますと答えた。公女は大貴族に過ぎず、皇族ではないからだ。
今度はエレナがエミリオに尋ねた。私がどうしてルシアに成りすましているかを聞かないんですか?と。
エミリオはそれは必ずしも知る必要はないと答えた。娘を救ってくれた恩人には変わりはないし、私の財力を全て差し上げても惜しくないのだと。
エレナは気持ちだけ受け取ります、今日のことで借りは十分返していただきましたと言う。
それではダメだとエミリオが言うと、彼は1通の手紙を差し出した。
そして、それは"帝国内のカストル商会支部の譲渡書"であると言うのだった。
【56話】感想
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