LINEマンガで公開されている「その脇役王子、私がいただきます」のネタバレと感想になります。
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「その脇役王子、私がいただきます」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
マリーの作戦
リヒトの指示で薪を与えられたピオニエは、暖炉の前でボーっとしていた。
そしてマリーが良い案があると言って、ピオニエの持っているドレスを預かることに。
翌日、彼女の普通のドレスは、露出多めのドレスにお直しされており、着てみたピオニエは唖然とする。
マリー曰く、リヒトを振り向かせるためのお色気大作戦なのだと。
しかしピオニエは全然乗り気にはならない。なぜならリヒトの好みは清純な女性であるため。
そしてピオニエはリヒトに対して、好きなのは好きだけどどちらかというとファンとしての「好き」であると言う。
困っているリヒトを助けるべく説得しに来たという感じなのだ。
ピオニエに異変
彼女がリヒトを好きなポイントを改めて振り返ると、ヒロインのために流す涙、ヒロインのための冷徹さ、ヒロインを思った結果の不幸。
女主人公ヘスティアのヘスティアによるヘスティアのための脇役という点に胸を打たれていたわけである。
そんなリヒトが自分と結ばれると考えると、何か変な感じがしたのだ。
とはいえ私は大公にと次に来た姫!そう思い何としても射止めなければと思うのだった。
そんなことをマリーと話していると、ピオニエは突然胸がズキッと痛み、ガクガクと震えだす。
彼女の異変にマリーは必死に、ひ…姫!?どうしました!?と呼びかけ、動揺するのだった。
待っているリヒト
そろそろピオニエが会いに来るはずの時間だが、今日はなぜかまだやってこない。
リヒトは読書をしていつものように待っていた。
侍女が姫を呼びに行きましょうかと提案するが、リヒトはそれを拒絶する。
そして今日はケーキより酒の気分だと言って、先日飲んだモヒートを要求するが、それは姫が作ったものだから全く同じものをお出しするのは難しいと侍女が言うと、リヒトの顔色が少し曇る。
一国の姫が酒を作ったということか…?それも趣味の一つだとでも…?酒もいらん!
リヒトはそう言い、酒さえも拒否するのだった。
一方食材を運んでいる最中のアンディに、曲がり角で走って来たマリーがぶつかる。
いくら急いでても角を曲がるときは…とアンディが言いかけ彼女のことを見ると、マリーは涙ぐんで相当動揺している様子である。
ひ…姫が…っ!!とマリーは叫ぶのだった。
【15話】感想
ピオニエは体が弱いのでシュテルンに来てからの無理が祟ったのでしょうか。自分の国とは違って環境が厳しいので、ちゃんと療養できるのか心配です。
マリーも一緒に、ピオニエがリヒトと結ばれるための作戦を考えていたのは微笑ましかったです。
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