ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【45話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
歯車
セレナの昔の記憶。水の中で溺れる男の子に必死に手を伸ばし、助けたことがあった。その男の子が、レティオであったのだ。
この時すでにレティオとの運命は交差していた。ということは、10年も前からこじれてしまっていたの?セレナはそう思うのだった。
レティオはイグネスのせいでセレナがこんな目にあったと主張した。そして、イグネスの首をひねってやりたいくらいであると。
彼はそれほどセレナのことを心配していたのだ。
セレナはため息をつくと、自分の立ち場は皇子殿下の護衛騎士であり、今のレティオの言葉は皇族侮辱罪になりますよと言った。
セレナに擁護されるイグネスに嫉妬をするレティオは、もし僕が…と言葉を詰まらせた。
まさかレティオは自分が皇帝の子供であることを知っている?これ以上こじらせたくないのに!と不安になるセレナ。
しかし、レティオはそのことは知らない様子。
そして、自分だったらセレナをこんな目に合わせることはしないし、守ってあげられると言う。
今のレティオの行動は絶対に私が好むものではないとセレナが言うと、望むようにすれば僕を好きになってくれるのでしょうか?とレティオは返答した。
黙ってしまうセレナを見たレティオは、僕がいくらあなたの周りをついて行ったとしても僕のことを見てくれることはないでしょうねと言うと寂しい表情を浮かべた。
そして、ただあなたの後ろをついて行くだけなのは嫌だ。ヒース地方から戻ってくる時に答えを聞くことにしますと言うと、彼女の手の甲にキスをするのだった。
複雑な表情をするセレナ。10年前からすでに、台風の渦に入ってしまっていたのだ。今さら抜け出そうともがいたとしても、より深くはまってしまうだけ。
どうか私の提案を受け入れてもらえますように。レティオはそう言いほほ笑むと、帰っていくのであった。
レティオがいなくなると、セレナは頭を抱えた。どうして私の周りには、気が狂った人たちばかりなのか。小説「月の歌」がそうであれ、10年前に私が彼を助けたあの瞬間から全て間違えてしまったのだ。
弟の労い
セレナの体調を心配するセレスティンが食事を持って部屋にやって来た。
彼の話によると、セレナは3日間も眠っていたらしい。精神が錯乱する薬を飲まされた以外にも、かなりの疲れが溜まっていたからもあるという。
セレナの今までの苦労を知り、逃げ出した過去を悔やむセレスティン。
そんな彼をセレナはそっと慰めてあげるのであった。
あ!とセレスティンが何やら思い出すと、ある新聞を取り出した。
セレナがゲールの騎士ベルに勝利したことが大々的に報じられていたのだ。
ところで、皇子殿下はここに来た?と聞くと、セレスティンは来ていないと返答する。
彼のために戦って怪我を負ったのに、見舞いにも来ないイグネスにイラっとするセレナ。
セレスティンの話によると、イグネスは皇帝陛下の怒りを買い外出禁止になったとのこと。
匂いの先にいるのは
すると突然、美味しそうな匂いが漂ってきた。
匂いにつられてセレナが窓の外を見ると、そこにはイグネスが立っていた。
セレナに気が付き、笑顔で手をふるイグネス。
それを見たセレナはローズと一緒に他の部屋に隠れているようにセレスティンに指示をした。
イグネスは窓の外から、何が好きかわからないから全部持って来たよとほほ笑んだ。
彼のそんな姿を見て、呆れて腹も立たないと思うセレナ。
"セレスティン"この名はまだ借りておくことになりそうなのであった。
【45話】感想
レティオのセレナへの想いは相当なものですね。僕のことを好きになってくれるのか聞いたシーンは少し切なくなってしまいました。
レティオとイグネスが対立することは避けたいセレナですが、これからどうなってしまうのでしょうか。
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