ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【32話】ネタバレ
イグネスの過去
イグネスは過去の出来事を思い出していた。
それは食事に毒を盛られ、暗殺されそうになっていたときのこと。
それでも生き延びたイグネスは、その日の夜に思い詰めた様子でルワンに問いかける。
僕が死んだらお前はどうなる?と。
するとルワンは、私も一緒に死ぬでしょうね、とあっさり答えた。それは覚悟の上という感じである。
もしイグネスが死んでしまえば、彼の元にいた人たちは皆殺されるのは分かりきっていた。
その言葉を聞いたイグネスは力強く言う。
絶対に死なせるものか。僕も全力で生きるから、僕のサポートをしてくれないか?ずっと僕の側にいてほしい。
彼はそうルワンに伝え、拳をグッと握りしめるのだった。
セレスティンへの疑い
場面は現在、イグネスとルワン2人で仕事していて、イグネスは何か思い詰めている様子である。
ルワンが彼のことを気にすると、イグネスはあまり気分が良くないのだと。
彼は気分が優れない理由を考えていた。
お父様のせいなのか?それとも皇后のせい?公爵のせいなのか?いや違う、セレスティンの様子が普段と違った。
彼の心の引っ掛かりはセレスティンであった。
そして彼が感じていた普段との違いの正体は、直前に会ったセレスティンが、セレスティンのふりをしたセレナではなく、セレスティン本人だったということ。
しかしイグネスはそんなこと知る由もない。
そして彼はセレスティンのその違和感の理由を考える。
皇后に何か言われたのか?それとも皇帝に?そうやってお前も僕の元を離れてしまうのか?
イグネスは魔族と人間の半人半獣であるがため、周りの者から恐れられたり敵対視されていた。
他の者とは違い、セレスティンのことは信頼していたのだが、そんな彼のことを疑ってしまう。
レティオの問い
そんなことに頭を悩ませていた時、ふと窓の外を見るとセレナ(セレスティンのふりをしているセレナ)が目に入る。
彼はレティオと2人で何かを話している。
そして彼は、セレスティンを連れてくると言って立ち上がるのだった。
一方セレナとレティオの会話。
レティオはセレナに、イグネス皇子が皇位継承を受けられなかったら”セレスティン”はどうなるのかと聞いてくる。
この”セレスティン”とは、セレナが演じているセレスティンではなく、セレスティン本人のことを意味しているのだろう。
その言葉に、セレナは目を見開いて動揺している。
この人まさか…
そして彼女は、任務をきちんとこなせなければ必要とされません、と答えながらも、この状況はかなりマズいと思っていた。
そんな時、ここにいたのか、と話しかけてくる声。
2人のところにイグネスが現れたのだった。
【32話】感想
イグネスはかなり繊細な人物なのですね。セレスティンの違和感に彼が気づかないとは思いませんでしたが、ここまで思い詰めるとは。
一方レティオのほうも、セレナへの質問が怖くてゾッとしてしまいます。
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