ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】ネタバレ
過去の記憶
イグネスはまだ子供だった時の漠然とした記憶を思い出していた。
そこは何もない空間。
あいつの母親は半人半獣らしい。少なからず獣の血が流れているのでは。
そのようなことを周りから言われる声が聞こえてくる。
目の前には背を向けた父がいる。お父様、今回のテストの結果です…と何度も名前を呼んで話しかけるが、父がこちらを振り向くことはない。
イグネスはただ拳を握りしめるだけだった。
イグネスの独占欲
そのような過去の記憶を思い出していると、セレナが部屋にやって来る。
直前にレティオや訓練兵らと構っていたことにより約束の時間からは遅れていたようで、イグネスが理由を問うもセレナは適当にはぐらかす。
すると唐突にイグネスはセレナに、レティオと仲が良いのかと質問する。
昨日イグネスとレティオがセレナの前でにらみ合うという出来事があったからだろうか。
彼は初めてできた友人ですとセレナが答えると、イグネスは他の訓練兵とは関わらないようにと要求する。
自分の護衛についている以上、情報が洩れる危険性があるからだと。
それに対しレティオとの関係は切れないときっぱり答えるセレナ。
その答えにイグネスは驚きの表情を見せた後、彼女に詰め寄り、自分の言う通りにするように強く迫って来た。
セレナの美しい顔立ち、剣術能力、表情。なぜだか彼女に興味をそそられ、多くのことを望んでいるのだと。
目に見えるほどのイグネスの欲望に、セレナは彼の独占欲がここまで強いとは思わなかったと驚いた。
どうしてここまで私に執着するのか?
追いつめられ困っていると、部屋にルワンが勢いよく入って来た。
魔界の扉
ルワンはイグネスとセレナの距離があまりにも近いのを見て少し動揺するも、魔界の扉が開いたことを報告した。
もうじき魔物がこちらに向かってくるという。
セレナはその言葉に、魔物?魔界の扉?と何の話だか分かっていない様子であるが、イグネスは一緒に行こうと彼女に言ってくる。
護衛だからいつも自分のそばにいてくれなきゃダメだろ?と言い、セレナのあごをグイっと掴むのだった。
【21話】感想
セレナに詰め寄るイグネスの怖いですね。あまりの独占欲に恐怖を感じてしまいます。
また最後の場面でルワンが魔界の扉が開いたことを報告していましたが、魔物が現れたのがイグネスの仕業だと知ったらセレナはどう思うのでしょうか。
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