ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【71話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
殺伐とした話し合い
カリナは久々に父カーシスと兄インフリックと再会して、ミリアンも含めて話し合いが行われることに。
表向きには敬語を使って丁寧な対応をしているものの、ミリアンとカーシスは明らかにお互いに敵意を持っていそうですね。当然カリナも家族に不快感を示しており、話し合いの場は殺伐としているよう。
カーシスが何のために北部へやって来たかというと、娘カリナを連れ戻すため。そのため彼は娘を返すよう要求してくるという。
まるでカリナがフェステリオ公爵家に囚われているかのような言い方ですね。腹立たしいです。
当然ミリアンがそんな要求を受け入れるはずがなく。そして何よりカリナ本人がレオポルド伯爵家へ戻る気は無いのですが、カーシスには娘の意見を聞く素振りも無いようで。
本人の意向も聞かずに勝手に決めようとするなんて呆れてしまいますね…。
兄のことも許さず
娘を返せとカーシスが終始苛立っている一方で、インフリックはカリナに謝罪してきました。これまで酷い扱いをしてしまったことを自覚しているようです。
ただカリナはそんなインフリックのことも許すつもりは無いようで、これ以上恨みたくないからと必要以上の会話を拒否するという。
カーシスよりはだいぶ良識もあってかなりマシだとは思いますし、最近のインフリックの振る舞いを見ても彼の謝罪なら受け入れてもいいかなと個人的には思ってしまいましたが…。
それでも傷ついたカリナの心にはインフリックの謝罪の言葉すら届かなかったのでしょうね。
カリナの要求
レオポルド伯爵家に戻ることをカリナは断固拒否。そして逆に彼女は3つのことを要求することに。
まずはこれまで自分を育てるためにかかったお金を全て返すつもりだということ。次に伯爵家から戸籍を外すかもしくは死亡処理をして欲しいということ。最後に”カリナ”という画家については知らないふりをして欲しいということ。
つまりもうレオポルド伯爵家とは完全に縁を切りたいというわけですね。育ててやった恩がどうとか言われないようお金も全て返したいのでしょう。
あと今後のために画家カリナの正体がバレたくはないので釘を刺したという感じでしょうか。
これに対してカーシスは声を荒らげて怒っていましたが、カリナは次第に体調が悪くなり気を失って倒れてしまうことに。
これ以上カリナの容態が悪化しないようにカーシスたちにはさっさと帰って欲しいものですね。
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