ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【52話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カリナが犯したタブー
もう少しのところでミリアンを創造してしまうところだったカリナ。
フェリオール曰く人を創り出すことは神の領域に触れることでありタブーなのだと。これについては以前第35話でも話に出てきていましたね。
第35話ではカリナはタブーを犯したことはないと嘘をついていましたが、実はあったようで今回正直に打ち明けることに。
まだ幼かった頃両親が自分にだけ厳しく当たることに耐え切れず、優しい両親を望みながら絵を描いて創造したのだと。そして10分間優しい両親と幸せな時間を過ごしたみたいです。
なるほど…。カリナにはそんな過去があったのですね。ただ当時の彼女はそれがタブーだとは知らず。
そしてその時からカリナは体が徐々に悪くなり始めたとか。タブーを犯した代償が早速表れたのでしょう。
カリナの話にフェリオールは大きな衝撃を受けている様子。そしてカリナの余命が描いてきた絵の数に比べて異常に短い理由がタブーを犯したからだったのだとフェリオールは腑に落ちているようでした。
今回万が一ミリアンを創造してしまったら、またグッと死が近づいてしまったのかもしれませんね…。本当に危ないところでした。
生きたい
フェリオールは今後奇跡を起こしてはいけないとカリナに警告。命を縮める行為ですからね。
カリナ自身も生き続けたいという望みがあり、頑張ると約束していました。
フェリオールもカリナのことを助けるために全力を尽くしてくれるとか。頼もしいです。
彼が本気で協力してくれるわけなので、カリナも強い気持ちを持って芸術病に立ち向かって欲しいところですね。
険しい表情のミリアン
カリナの部屋には外出から帰ってきたミリアンがやってきました。彼はフェリオールの存在に気づくと険しい表情を浮かべているよう。
もしかしたらフェリオールに怒っていますかね…?ミリアンはカリナが命を代償としていることを絵具屋の店主から聞いて知ったわけですが、すなわちフェリオールがそれを長い間隠し続けてきたということでもあるので、彼に怒っていてもおかしくはないかと。
何だかヒヤヒヤしてしまいますね。この後どんなやり取りが交わされるのか注目です。
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