ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【50話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カリナが失うものとは
テラスでカリナとの話を終えたミリアンは、会場に戻って北部貴族たちと会話を交わすことに。カリナだけは疲れているからと先に部屋に戻ったみたいです。
カリナはクランバー男爵らには不治の病にかかっているという話だけしていましたが、それ以上詳しい事は語っておらず。
彼らはその病について気になったようで、テラスから戻ってきたミリアンに質問していました。
ただミリアンもあまりちゃんと答えることはできず。冷静に思い返してみると、これ以上カリナの病気が酷くなったらどうなるのかフェリオールもウィンストンも話してくれたことが無いよう。
彼らはカリナの余命についてはミリアンに隠していますからね…。
ただミリアンはクランバー男爵らとの会話で芸術病についてもう少し詳しく知りたいと思ったらしく。彼が真実を知るのも遠くなさそうです。
患者へ聞き込み
カリナの病気についてもっと詳しく知るには同じ芸術病の患者に話を聞くのが早いとミリアンは考え、以前行ったことのある絵具屋を訪れることに。
そこの店主も芸術病を患っているという話でしたね。以前第24話で出てきていました。
話を聞いてみると彼は幼い頃から絵を描いてきて、画家として頭角を現し始めたころに右腕が痙攣するようになったとか。
そして芸術病と診断されたものの絵を描くことをやめることはできず。人生の力作を完成させたとき、ついに完全に右腕が動かなくなってしまったみたいです。
つまり彼は絵を描く代償として腕を失ってしまったわけですね。
それからミリアンはカリナの話をして、絵で生きているものを創り出すことを伝えると、店主は青ざめている様子。それは創造の奇跡であり、命を代償とするものであると。
その話を聞いたミリアンは激しく動揺していました。ついに彼は知ってしまいましたね…。カリナの命に限りがあることを…。
まあ店主の話を完全に信じるかどうかはまだ分かりませんが、ミリアンは自分が思っていたよりもカリナの芸術病が深刻であることを理解したのではないでしょうか。
今後ミリアンがどのような行動を起こすのか注目ですね。
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