ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第45話 | 第46話 | 第47話 |
「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【46話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
誤魔化してくれたフェリオール
討伐への同行を許可する代わりに無理はしないようにとカリナに警告するミリアン。
どうやら彼はカリナが無理して奇跡の力を使うと”芸術家としての命が絶たれる”とフェリオールから聞いてるらしく。あくまでも芸術家としてであって、本当の死が近い事は知らないよう。
余命がわずかであることばバレたのではと焦ったカリナは、その話にホッとした様子でした。フェリオールが上手く誤魔化してミリアンに伝えてくれていたようで一安心ですね。
ただミリアンに嘘をついていることをカリナは申し訳なく思っているようで、切なそうな表情を浮かべていました。
この罪悪感を払拭するのは難しいかもしれませんね…。
ずっとここに
時期が来たらフェステリオ公爵家を出て行くという話になっているカリナ。
これは公爵家の屋敷に転がり込んだときからの約束で、第28話の時点ではあと半年くらいで出て行くとあらためてミリアンに伝えていましたね。
しかしミリアンとしてはそれはあまり望んでいないようで、カリナさえよければずっとここに居てもいいと今回提案していました。
その提案にカリナは嬉しさもありつつ、彼に嘘をつき続けなければならないという申し訳なさを強く感じているよう。
それにずっとこの屋敷にいたところで、いずれ死ぬ時が来たらミリアンを悲しませてしまいますしね…。
結局カリナは答えを出さずに返事は保留としていました。いずれここを去るのかどうなのか、彼女の決断が気になるところです。
世に広めるとき
フェリオールは展覧会の会場の準備をしていました。そこはカルロス公爵家の屋敷でしょうか?それとも別の会場?
とにかくフェリオールは展覧会を開くようで、展示する絵はというともちろんカリナが描いたもの。
広い空間に飾られる絵は3点だけとかなり少ないよう。それでも人々を魅了する絵であれば十分なのでしょう。
首都には芸術病にかかった画家の絵が展示されると噂が広まっているらしいですが、その噂については何も口を開かないようフェリオールは部下に指示していました。カルロス公爵家は何も知らないということで貫くようにと。
芸術病の話題が先行することなく純粋にカリナの絵を評価して欲しいという思いからでしょうか?
フェリオールは画家カリナの絵を世間に広めるべきときだと考えているようで、世間からの反響を確信しているよう。そして彼女のことを誰よりも有名で羨望される画家にしてあげたいと思っているみたいです。
果たしてカリナの描いた絵に世間はどんな反応を見せるのか楽しみですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第45話 | 第46話 | 第47話 |