ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カリナの意向は
前回までの話で、カリナはミリアンの前から姿を消してしまうのではないかと個人的には感じていましたが…。
あながち間違ってはいなそうかなと。
彼女はウィンストンと2人きりになってから本音を明かしてくれまして、いずれミリアンの前からはいなくなるつもりながらも、もう少しだけフェステリオ公爵家に留まる意向なのだと…。
迷惑が掛かると思いながらも、もう少しミリアンの優しさに触れていたいということでしょうか。
そのうち出て行くつもりなのだと想像すると、これから2人が仲良くするほど見ていて切なくなってしまいますね…。
できれば最後まで一緒にいて欲しい。きっとミリアンもそれを望んでくれるのではと思います。
同じ芸術家としての辛さ
ウィンストンはカリナに対し、家族と距離を置くことも大事だと助言してくれました。
勝手に家を飛び出してきた今のカリナにとっては、自身の行為を肯定してもらえてすごく勇気を貰える言葉なのではないでしょうか。
彼も男なのに刺繍をやっていると周りから批判されたらしく、両親からも反発された経験があるみたいです。
以前19話で、芸術家は家族と良好な関係を築けないことが多いとフェリオールが発言していましたが、まさにそういうことなのでしょうね。
才能がある分野に熱中してしまうあまり、それが家族の意向に合わないと批判されてしまうという。
ウィンストンは同じ芸術家としての辛い経験を持っているので、カリナの気持ちがよくわかるのでしょうね。
ノクターンの話
ちょっと驚きだったのが、レオポルド家の主治医はノクターンなわけですが、彼の先生であるウィンストンはそのことを知らないみたいですね。
家門の主治医には診てもらえなかったのかとウィンストンはカリナに質問していました。
そもそもカリナがレオポルド家の令嬢だとウィンストンは知っているんでしたっけ…?ちょっとそこが曖昧ではありますが…。
カリナはノクターンのことを信頼しきれないから他を当たったわけですが、そのことをウィンストンが知ったらどう思うのですかね。
今までの感じだと、ノクターンはカリナよりもやはりアベリアのほうを大切に思っていそうですから。
患者に平等に接することができていないという意味では、ウィンストンは弟子であるノクターンのことを情けなく思いそうな気がします。
果たしてウィンストンは彼女の主治医がノクターンだったことを知ることになるのですかね。続きが気になります。
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