ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第19話 | 第20話 | 第21話 |
「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
全て間違えてます!
カリナがフェステリオ公爵家にいると知ったカーシスは、そのことを長男インフリックに伝えていました。
そこで突っ込みを入れたくなるやり取りが…。
勝手に家を出て迷惑ばかりかけてと、カリナの行動に苛立っているカーシスは、一体どこで間違えたのかと頭を悩ませていました。
いや、全て間違えてます!って言ってやりたいですね…。
子供たちに平等に愛情を注がなかったこと、カリナの主張だけいつも信じなかったこと、カリナだけ蔑ろにしてきたこと。
もう全てが間違いです。
逆に何か合っていることが少しでもあったでしょうか?笑
カーシス自身は子供に差をつけていることに気づいていないようで、何を間違えていたのか理解するのは難しそうですね。
ちなみに長男インフリックはまだ少しカリナの肩を持ってくれていました。彼女の話も聞いたほうがよいと。
兄弟がそう言ってくれるのがせめてもの救いです。
ウィンストンの能力
ウィンストンも実は奇跡の力を使える能力者だったことが明かされました。
どうやら刺繍をして見つけたいものを頭で考えながらその刺繍を燃やすと、その場所がわかるのだと。ちょっとややこしい…。
見つけたい目的の物を刺繍するという意味なのですかね…?ちょっとそこら辺は分かりづらくて不明でした。
とりあえずその能力で北部にいるカリナのことも見つけたのだとか。
そう考えると中々便利ですね!
彼もまた芸術病患者だということですが、彼の場合は視力が失われていくのだと。そして視力を保つために刺繍を諦めたらしいです。
失明も残酷ではありますが、命が失われるカリナと比べるとまだ軽いようで。
同じ芸術病を患う者ですし医者ですし、カリナからしたら頼もしい存在かもしれませんね。
いなくなっちゃうんじゃ…
ラストのほうでちょっと鳥肌が立ってしまいました。
このままカリナはいなくなっちゃうんじゃないかと感じてしまう雰囲気で…。
カリナのように命を代償とする芸術病患者はかなり稀みたいですね。50~60年に一人なのだと。
そんなウィンストンの話にミリアンがホッとした表情を浮かべた一方で、カリナは強張っていました。
真逆の反応ですが当然ですよね…。ミリアンとしてはそんな稀な人物がまさかカリナだとは思わないでしょうから。
でも察しがいいのか、彼はカリナの強張った表情にすぐ気づいて違和感を感じた様子でした。
部屋に戻るカリナは割り切ったように笑顔で別れの挨拶をしていて、ミリアンは何か不吉な予感でも感じているような表情です。
なんというか、このままカリナがこっそり屋敷を出て行って姿を消してしまうのではと思わせるような演出なんですよね…。
優しくしてくれるミリアンにこれ以上迷惑をかけたくないとか考えていそうな気がします。
でもそんなことをしたらミリアンは絶対に悲しむのでやめて欲しい…!
一体カリナは何を考えているのか。彼女の心情が気になるところですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第19話 | 第20話 | 第21話 |