ピッコマで公開されている「余命わずかの脇役令嬢」の感想と考察になります。
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「余命わずかの脇役令嬢」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
優しさが辛い
カリナは夜一人で泣いていました。
元々はひっそり死んでいこうと考えていたわけですが、予想外にミリアンが優しくしてくれたため、逆にそれが辛いようで…。
自分の死でミリアンに罪悪感を感じさせたら申し訳ないと思ったみたいですね。
う~ん、それは難しい話ですね…。カリナとしてもこんな事態は想像していなかったのでしょう。
カリナが死んでしまったら、ミリアンが悲しむのは間違いないでしょうね。彼はもうカリナに特別な思いを感じ始めていると思うので。
それに自分の力不足で助けることができなかったという意味ではたしかに罪悪感も感じてしまうかもしれません。
そもそもカリナが北部にやってこなければミリアンがそういう思いをせずに済んだと考えると、またモヤモヤしてしまいますね。
これまでは家族からの無関心を苦痛に感じていたのに、今度はミリアンからの優しさを辛く感じてしまうとは…。皮肉なものですね…。
それでも明かさず
ミリアンはカリナの芸術病について知り、その深刻度がどれくらいなのかと本人に問いただしましたが、彼女は明かさず。
たしかに余命1年ですとはとても正直には言えないですよね…。
むしろ彼女はミリアンの質問をかわしながら、必要があればここを出て行くとまで言い出しました。
いや~、そういう話じゃないのに!と言いたくなります。
彼女が話をはぐらかすため全然会話にならず、それはちょっとミリアンが気の毒。笑
カリナとしては迷惑をかけてしまうという罪悪感が強いのでしょうが、ミリアンはそれを全然迷惑だと思っている様子はないので。
彼になら正直に全て打ち明けてもいい気がしますけどね…。
カリナの能力
描いた絵に命を吹き込むことができるという話は以前にも紹介されましたが、もう少し具体的な話が出てきました。
彼女はどんなものでも絵に描いて造り出せるらしく、例えば死者の心臓を正確に把握して描けば、一時的に蘇らせることもできるのだとか。
それはちょっとヤバすぎますね…!そんなこともできるのかと…。
以前は蝶々とか妖精とかを描いてそれが実物になる描写がありましたが、思っていたよりも何でも応用できてしまうのかもしれません。
もちろんその吹き込んだ命には制限時間があるわけですが、それでもすごい!
せっかくの特別な力なので、彼女の能力が何か役に立つところが見たいです。それによってまた彼女の生命力が奪われるというのは気がかりではありますが…。
たとえばその能力でミリアンのことを助けてしまったりとか、もしくは家族を助けてしまったりとかもありそうな予感がしますね。
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