ピッコマで公開されている「優しいお姉様はもういないわ」の感想と考察になります。
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【85話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
マリモンの確信
前回物凄い攻撃魔法を見せたイレン。マリモン曰くそれは指輪に蓄積された魔力だけではなく、彼女の体の中の魔力も一緒に使われていたよう。
もちろんイレンはそんなことを考えて魔法を発動していないでしょうが、無意識のうちに自分の魔力を使いこなしていたのでしょうね。
そしてさらにイレンはマリモンに促されて素晴らしい防御魔法も披露。攻撃も防御も相当な腕前ということですね。
ひと通り演武場での用事が終わった後、マリモンはノエルと2人きりの席で驚くべき話をしてくれました。
それは以前彼が少し教えてくれた自然そのものを操る一族について。第44話で触れられていた件ですね。イレンの不思議な体験と何か関係があるのではとそのときマリモンは睨んでいました。
あれから詳しく調べたらしく、それはずいぶん前に滅亡した小国の王族であるカベルリアン一族なのだと。彼らは精霊を通じて自然にある魔力を活用できる精霊術というものが使えるみたいです。
そしてマリモンはイレンもその血を引いているのではと推測。今回の魔力の件もそうですし、以前彼女が聞いた謎の声も精霊のものだったのではと考えられるとか。
なるほど~。そうなるとウィンドレス公爵が皆殺しにしたというリベナの出身家がカベルリアン一族ということになるのかもしれませんね。そうなればリベナの娘と思われるイレンがその一族の血を引いているという話にも繋がりそうです。
日記の続き
その夜イレンは伯母の日記の続きを読むことに。そこにはさらなる衝撃の事実が記されていました。
まず当時皇后だったリベナは皇帝の子供を身ごもっていたのだと。
ちょうどその頃ウィンドレス公子が反逆を起こし、リベナはお腹の子を守るために小さな宮殿へ逃げ隠れて過ごしたのだとか。
そして元気な女の子が産まれ、リベナの指示でプレダン子爵夫人はその子を連れて子爵領へ避難。結局リベナはウィンドレス公子によって殺され、そして彼が皇帝に座につくことになったみたいです。
なるほど~。そのまま彼は現皇帝として君臨していて、イレンもそのような事情があってプレダン子爵家で育てられることになったわけですね。日記の話が現在の状況にだいぶ繋がった気がします。
そして日記を読み進め、ついにイレンは最も重要な事実を知ることに。それは彼女自身が元皇后の娘であり隠し子だったと。
まさかの事実に彼女はだいぶ動揺しているようでした。真実を知った彼女がこれからどんな行動を起こすのか注目ですね。
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