ピッコマで公開されている「優しいお姉様はもういないわ」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第82話 | 第83話 | 第84話 |
「優しいお姉様はもういないわ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【83話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
伯母の日記
イレンは執事リュクから借りてきたプレダン子爵夫人の日記に早速目を通してみることに。これまで知らなかった事実が記されていました。
まずプレダン子爵夫人は父の意向で当時の皇后の侍女を務めることになったよう。プレダン子爵夫人が元皇后の侍女であることは第80話でも明かされていました。
最初は乗り気ではなかったものの、侍女として働くうちに次第に皇后と仲良くなり親友になったのだとか。
それから月日は流れ、あるとき皇帝の毒殺未遂事件が起こったらしく。その際に皇后の弟であるウィンドレス公子が姉を陥れるような証言をしたとか。
その当時のウィンドレス公子が現皇帝らしいです。確かに第80話で元皇后は現皇帝の姉に当たる人物だという話がありました。
そして元皇后はショックを受けて親しい侍女であるプレダン子爵夫人に色々と相談したりしていたよう。それでこの日記に詳しい内容が残っているというわけですね。
元皇后の秘密
それから日記には元皇后の秘密も記されていました。どうやら彼女はウィンドレス公爵家の養女だったのだとか。
元々彼女は少数民族の小さな家門出身であり、帝国の統一戦争で家族を皆殺しにされ一人生き残ったのだと。
そして彼女は一族の後継者にだけ伝わる能力を利用して復讐を試みたものの失敗。それで処刑されそうになったところ、復讐を手伝うと提案してきたウィンドレス公爵の養女になったみたいです。
ただ後に知ることになったところによると、彼女の一族を皆殺しにした黒幕がウィンドレス公爵だったとか。初めから彼女のことを養女へ引き入れようとしていたわけですね。
名前しか出てきていませんが、ウィンドレス公爵が非道な奴ということはよく分かりました。
また元皇后はウィンドレス公爵と復讐を約束して皇家に入ったわけですが、次第に心から当時の皇帝である夫を愛するようになり、幸せを守るために復讐心は胸の奥にしまい込むことに。
そのことを受けてウィンドレス公子は姉に裏切られたと感じ、嘘の証言で陥れるようなことをしたみたいです。
だからと言って嘘をついて誰かを陥れようとするとは。現皇帝である当時のウィンドレス公子もまた父親に似て悪い奴なのでしょう。
彼女の名前は
それから日記にはイレンにとって重要な内容が書かれていました。
その元皇后の本当の名前はリベナなのだと。その秘密を親友であるプレダン子爵夫人には教えてくれたみたいです。
リベナは例の絵に描かれていた女性ですね。そしてイレンが元皇后の娘だというリエルの話がありましたから、リベナはイレンの母親ということになるのでしょう。道理で緑色っぽい瞳が似ているわけです。
これからリベナは物語において重要な存在になっていきそうですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第82話 | 第83話 | 第84話 |