ピッコマで公開されている「優しいお姉様はもういないわ」の感想と考察になります。
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「優しいお姉様はもういないわ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
全てを察したノエル
ノエルを屋敷に迎え入れて案内するリエルは、自分は体が弱くてと同情を買おうとする話ばかり。いちいちあざとくて鼻につきます。
またいちいちイレンの話題を持ち出し、自分の評価を上げて姉の評価を下げようとする話にノエルも呆れているようでした。
彼がリエルの本性にすぐ気づいてくれてよかったですね~。自身が周囲から酷い扱いを受けて育ってきたからこそ、人を見抜く目を持っているのかもしれません。
それからノエルは待っている間侍女たちに話を聞き、誰もイレンに興味が無い様子から彼女の辛い境遇を全て察したよう。
客間でチェイス伯爵夫妻と顔を合わせたときには、イレンが可哀そうだと彼は訴えてくれました。
彼の優しさに感動してしまいますね。周囲から蔑ろにされているイレンが自身の境遇と重なったのかもしれません。
ただそんなノエルの訴えにチェイス伯爵夫妻は不快そうにしていました。
自分らが可愛がっている次女リエルよりもどうでもいい長女イレンの肩を持つノエルの姿勢を受け入れられないのでしょう。
イレンがどれだけ不憫なのかを訴えたところで、チェイス伯爵家の者たちには理解できないでしょうね。
結婚を承諾?
手紙を隠したことについて侍女を問い詰めたイレンは、ノエルの訪問を知ってすぐに客間へ。
自分のことを庇ってくれるノエルの話し声が聞こえて来て、客間の入り口でイレンは涙を流していました。
やっと自分のことを理解してくれて味方になってくれる人が現れて心から嬉しかったのでしょうね。
少なくとも今の時点で作中ではイレンの肩を持ってくれる人は一人もいなかったので、彼女にとっては初めての味方なのかもしれません。
それからノエルが部屋を出る際にばったりと顔を合わせて、彼は泣いているイレンを抱きしめてくれることに。そしてこれからは一緒にいると言ってくれました。
ということはこの間の結婚の提案を承諾してくれたと解釈していいのですかね?まだはっきりと結婚という言葉は出ていませんが。
おそらくチェイス伯爵夫妻は反対するでしょう。イレンのことを体が弱いノエルのお世話役として必要としていますから。
それにイレンのことを認めたくない彼の祖父が邪魔してくる可能性もありそうです。
ここからどんな障害が発生するか分かりませんが、どうにか成婚して欲しいですね。
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