ピッコマで公開されている「優しいお姉様はもういないわ」の感想と考察になります。
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「優しいお姉様はもういないわ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【74話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
おばとの再会
プレダン子爵家の邸宅に到着したイレンはその日のうちにおばであるプレダン子爵夫人に会いに行くことに。
部屋に入ると子爵夫人は力なく寝たきりの状態であり、髪の毛も全て抜け落ちて闘病生活の辛さが伝わってきます。
ただイレンの顔を見ると彼女は嬉しそうに微笑んでくれて、本当にイレンに会いたかったのだという思いがすごく感じられますね。
子爵夫人は元々体が悪くて子供を持つことができず、しかもずっと前に夫とも死別して一人寂しく邸宅を守っていたのだと。そんな中でやって来た赤ん坊がイレンだったということで、実の娘のように可愛がって育ててくれたみたいですね。
こんなに自分に愛情を注いでくれていたのだとイレンは涙を浮かべていました。
感動の再会を果たしたのに永遠の別れがすぐそこに迫っているというのはあまりにも残酷ですね…。
非道なチェイス伯爵家
プレダン子爵夫人との面会が終わり、なぜ治療のために首都へ出てこなかったのかとイレンは疑問を感じていました。
ここは北部の極地であり治療に使われている道具や薬品も旧式のものばかりなようで。しかも極寒の地ということで闘病するには環境が悪すぎますからね。
すると執事曰く、チェイス伯爵家が全ての支援を打ち切ってしまったから首都へ出ることは出来なかったのだとか。
またチェイス伯爵家ですか…。本当にろくでもない奴らです。
しかもイレンのことを恋しがっていたプレダン子爵夫人は何度も手紙を送っていたみたいですが彼女のもとへ届くことはなく。チェイス伯爵や伯爵夫人がイレンに渡さずにいたのでしょうね。
子爵夫人のためにもどうにか奴らを懲らしめてやりたいものです。
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