ピッコマで公開されている「優しいお姉様はもういないわ」の感想と考察になります。
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「優しいお姉様はもういないわ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【61話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
2人だけの秘密空間
自分で自分の身を守れるようになりたいイレンは、魔法の練習ができる場所が欲しいらしく。
そんな彼女にノエルは自分の訓練場を一緒に使わないかと提案していました。
どうやらクリスタン大公城には2つ訓練場があるのだと。第1訓練場は騎士たち皆が使う場所で、第2訓練場はノエル専用で彼しか使っていないみたいです。
幼い頃から周囲の目線やひそひそ話で集中できず、それで父が専用の訓練場を用意してくれたようで。幼い頃からそんな目に遭って可哀そうですね…。
誰も第2訓練場があることを知らないということで、これからはノエルとイレンの2人だけの秘密空間となりますね。
そのことにお互い頬を赤らめて照れ合っていました。2人きりの空間ということで練習に集中できるか逆に心配です。笑
リュンの報告
リュンは師匠であるマリモンにある報告をしていました。どうやらリュンはイレンたちがクレイセン領にいる間、マリモンの指示でこっそりと彼女を尾行していたよう。
尾行したことは申し訳ないと思いつつ、ノエルの話だけ聞いても分からないからということみたいですね。
リュンは雪木の前で起ったことを魔法で映像として記録しており、それをマリモンに見せることに。
そしてイレンがルイゼルを守るために防御魔法を使ったときの映像を見てマリモンは驚いているよう。第56話のシーンのことですね。
映像ではイレンがルイゼルだけを保護膜の中に入れて攻撃をはじき返しており、その調整は上級魔法使いでも難しいことなのだと。調整できなければルイゼルも防御の外にはじき出していたということですね。
しかもそもそも指輪の魔法を発動すること自体半年はかかるところ、イレンは1ヵ月も経たずに使っているみたいです。
なるほど~。そうなるともしかしたらイレンには物凄い魔法の才能があるのかもしれません。
あとイレンが触れて雪木が蘇った場面についてはマリモンにも理解不能のよう。彼さえも分からないことが起きていたようで、真相が気になります。
犯人が写っていた
またリュンは馬車で一行が大公城へ戻る際も映像を記録していたらしく。そこには暗殺者2人を始末していた男の姿が。
なんとそれはクリスタン大公家の私兵らしいですね。スパイとして大公家に忍び込んでいたみたいです。
マリモンはこのことをノエルに報告するのでしょうか。この情報が何か役に立つと良いですね。
黒幕が判明
場面は変わり、さっきのスパイの私兵がノエルらの暗殺失敗を主人に報告しているよう。その主人とはなんと皇帝でした。
なるほど…。クレイセンでノエルとイレンを狙った黒幕は皇帝だったんですね…。
個人的にはアスカルドとばかり思っていましたが、もっと強大な力を持った相手だったみたいです。
そして皇帝はその手先のスパイに大公城から出てしばらく身を隠すよう指示。おそらくノエルがその存在に気づいただろうからと。
皇帝の見立てによると、ノエルは自身の力を見せるために敢えてスパイであるその男を見逃したのだと。
そういうことであれば大公城に到着した際に2人の暗殺者が馬車内で始末されていた件も、ノエルは犯人がその男であると分かっていたということでしょう。やけに落ち着いていたのも納得です。
たださすがに黒幕が皇帝であるということまでは分かっていないですかね?そこら辺も気になるところです。
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