ピッコマで公開されている「優しいお姉様はもういないわ」の感想と考察になります。
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「優しいお姉様はもういないわ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【57話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
魔力が欲しい
雪木から声が聞こえてきたイレン。それも”痛い”という声が繰り返し聞こえてくるという。
どうすればいいのかとイレンが問いかけると、その雪木は魔力が欲しいのだとか。
直感的に助けなければいけないと思ったイレンがその雪木に手を当てると、体から力が吸い取られていく感覚を味わい、そしてそのまま気を失ってしまいました。
体にある魔力を全て吸い取られて力尽きてしまったという感じでしょうか?
以前第41話で誰しも微量な魔力が体内に流れているという話があり、イレンもおそらくわずかしか魔力は持っていないと思われますが、そのわずかな魔力を全部持っていかれてしまったのかもしれませんね。
まさかの事態にノエルは動揺し、すぐにイレンを抱きかかえていました。彼からしたら心配で仕方がないでしょう。
あとイレンが気を失った後、その雪木から意味深な声が。”私の名前はソル、契約したよ”と。
ソルという名前があったんですね。そして契約というのは一体…?それがイレンの助けになるようなことであると期待したいところです。
怒っているノエル
イレンが目覚めるとそこはベッドの上。なんと雪木のところで気を失ってから丸3日間も眠っていたのだとか。
ベッドの横にはノエルがいて、その表情は険しい様子。どうやら彼は怒りを感じているみたいです。
あの優しいノエルが怒るなんて珍しいですね…。そんな彼の表情を初めてみるイレンは少し動揺していました。
ただその怒りは決してイレンに対してではなく、みすみす彼女を危険にさらしてしまった自分の無力さに苛立っているよう。
まあイレンの魔力が雪木に吸い取られて意識を失うなんて予想できることではないですから、ノエルにはそんなに自分を責めないで欲しいですが。
それでもイレンと一緒にいてノエルも落ち着いたようで、2人はすぐに和やかな雰囲気を取り戻していました。
怪我を負ったルイゼルも今は安静にしていて無事なようで、ひとまずは大ごとにならずに良かったですね。
城には誰もいない
イレンはふとあることに気づきました。それは城に人が全然いないということ。ノエルや彼に近い傭兵ギルドの仲間たちを除いて、城内に人影が見当たらないよう。
気になって彼女が質問してみると、使用人たちを全員閉じ込めているなのだと。
前回の話で城にいる使用人たちを皆集めて一人も逃げ出せないようにしろとノエルが部下に命じている場面がありましたからね。
敵をあぶり出せるまではしばらくこの状態を続けることになるのかもしれません。早く城に忍び込んでいる敵を見つけ出して黒幕を暴きたいところですね。
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