ピッコマで公開されている「優しいお姉様はもういないわ」の感想と考察になります。
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「優しいお姉様はもういないわ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【39話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
故郷のような場所
ノエルがイレンのことを連れてきたラム傭兵ギルド。今回その場所について詳しく明かされることになりました。
そのギルドはクリスタン大公家に居場所が無かったノエルが力とお金を必要として作ったものだったのだと。前回の感想考察にも書きましたが予想通りでしたね。
ノエルはラムという偽名を使い、表向きにはギルドの代表を身元不明の男ラムとしているみたいです。彼からしたらギルドとの繋がりは隠したいのでしょう。
同じような境遇の人を集めて作ったギルドですが、ノエルにとってはいつの間にかそこが故郷のような場所になったのだとか。
確かにやり取りを見ていると和やかな雰囲気でノエルが皆から慕われているのが伝わってきます。
幼い頃から蔑ろにされ続けた大公家よりも、ノエルにとってはこのギルドのほうが家であり仲間は家族のような存在なのかもしれません。
ただ大公家で孤独に生きてきたとばかり思っていましたが、こんな仲間がいたとは嬉しくなりますね。
イレンには隠せない
ノエルはもともとギルドの存在をイレンに明かすつもりはなかったのだとか。
偽名を使ってまで隠そうとしている場所ですからね。本当に信頼できる人でない限りは教えたくないでしょう。
それにイレンとの契約結婚には2年という期間があり、さっぱりと別れられるようになるべく隠せることは隠そうとノエルは考えていたみたいですが、彼女と過ごすうちに教えずにはいられなくなったのでしょうね。
ギルドはノエルにとって大事な空間であり、そこに招いてくれたことがイレンも嬉しかったみたいです。
ただイレンから情報が漏れないか少し心配だなと…。当然彼女もノエルの秘密を守ろうとするはずですが、思わぬところから漏洩する可能性は否定できないですよね。
特にアスカルドなんかはイレンに積極的に絡んできそうなので。
ノエルにとっての故郷が危険に晒されることがないように願いたいところです。
傭兵たち
ラム傭兵ギルドに所属しているメンバーの名前が何人か明かされていました。
まずノエルの秘書官タムやイレンの侍女兼護衛のルイゼルもこのギルドの所属なのだとか。
なるほど~。道理でノエルが信頼を寄せているわけです。敵ばかりの大公家において特にタムは唯一の味方みたいな感じでしたからね。
それからまだ幼さ残る男の子イケン。彼も傭兵として戦うのですかね…?今回イレンにお茶を用意してくれていましたが、そういう客人の接待役でしょうか。
そして一番気になるのがテグという男。メンバーの中でも発言が多くて目立っていたのですが、若干ノエルとの確執がありそうな雰囲気が…。
タムやルイゼルのことを大公家に連れて行ったことが気に入らないみたいです。大公家の事情で人員が持っていかれるのが嫌なのですかね?そこら辺テグが何を思っているのかはよく分からず。真相が気になるところ。
とにかく今後のラム傭兵ギルドのメンバーの活躍が楽しみですね。
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