ピッコマで公開されている「優しいあなたを守る方法」の感想と考察になります。
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【83話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ヨゼフィーナの行動
元の姿に戻ったレティシャ。ヨゼフィーナの動きがあるまで待機するつもりだとカリスト皇子に話します。
今後、まずヨゼフィーナは権威を回復しようと、統制力を見せようと新たな魔物を連れて来るはずだと。しかし、それはうまくいかないはずだと話します。
一方、レティシャの話す通り、魔物を探しにやって来ていたヨゼフィーナ。
しかし、魔物は一向に姿を現さず、騎士の話によるとヨゼフィーナが来る前に一斉にどこかに飛び出してしまったようです。
魔物捕獲に失敗したヨゼフィーナが次に目をつけたのは神託の改ざん。
しかし、それもレティシャの予想通りの行動。その時になったら自分とカリスト皇子で捏造された神託を明らかにするとレティシャは話すのでした。
レティシャの予想通り、ヨゼフィーナは魔物の捕獲を失敗した様子。次に神託の改ざんに目をつけますが、レティシャにはすべてお見通しのようです。
ヨゼフィーナが追い込まれていく様子が爽快ですね!このまま何事もなくヨゼフィーナの権威が失墜するといいのですが…
それはそうと、レティシャがエリナの姿をしている時に、カリスト皇子が彼女の本当の姿を気にしているのがかわいかったです。
その後、すぐにレティシャの本当の姿を見ることになったのですが、彼の反応の描写がなくて残念でした。
紋様のメモ
公国を目指す馬車の中。ノエルはヨゼフィーナの部屋で見つけた怪しい紋様の解読をカリスト皇子に頼むのを忘れてしまったことに気が付きます。
ヨゼフィーナがカリスト皇子に激怒した日、彼女の部屋で不吉な空間を見つけていたノエル。
後日、隙をついて部屋に入ると、そこで魔法で作られたような歪んだ紋様を見つけます。そして、とっさに紋様を書き写して持っていたのです。
そこに運よく、ベヒモスが登場。ベヒモスはそのメモをカリスト皇子に渡すため、また戻ることになってしまうのでした。
ノエルがヨゼフィーナの部屋で見つけた魔法陣のような紋様は、82話で出て来た因果律を破ってヨゼフィーナが本当の聖女になった時に出て来た魔法陣に似ています。(まったく同じ紋様ではないですが…)
ノエルはこれを見た時に紋様と黒い気運が戦っているようでヨゼフィーナの弱点かもしれないと思ったようですが、もしそうだとしたらヨゼフィーナ討伐に向けて大きく前進しますね!
魔法が専門のカリスト皇子が解読してくれるのを期待しましょう!
カリスト皇子の心情
中央神殿らしき場所にいるカリスト皇子。部下らしき人物から魔物が一頭も現れなかっためヨゼフィーナが魔物捕獲に失敗したこと、そしてそれが女神の怒りが原因だと言い出して祭礼が行われることになったことの報告を受けます。
ヨゼフィーナがレティシャの言った通りに行動していることを知り、彼女の洞察力に感心するカリスト皇子。
そして、盟約の痛みから解放してもらった借りを返すと心に誓うのでした。
レティシャを慕うようになっている自分の気持ちを自覚しつつ、それに危機感を感じるカリスト皇子。長年の間ヨゼフィーナの力と戦ってきた彼は他人に統制されず、自分の意志に従って生きてきました。
なので、例え相手がレティシャであっても、支配されたくないという気持ちが強いみたいです。レティシャに惹かれつつも、今まで通りの自分でいたいと葛藤しているのかもしれませんね。
そして、レティシャの手助けは今回だけと強調されていました。彼の話しぶりから、レティシャの思い通りに事が進んで無事に公国に帰ることができても、自分はついていくつもりはないようですね…。
そもそもカリスト皇子は帝国の皇子という立場ですし、公国に一緒に行くのは難しいかもしれませんね。
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