ピッコマで公開されている「優しいあなたを守る方法」の感想と考察になります。
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【115話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
人間の悪から生まれた「闇」
はるか昔の話。闇から生まれた魔獣が世界にはびこっていた時、闇が意志を持ち始めました。
人間が苦しみ憎むほど闇の意志や力は増幅していたところ、それを邪魔したのは女神ディニュートとシグムンド。
復讐を考えた闇はディニュートの大事な後継者の運命を捻じ曲げることにし、シグムンドが愛した人間を地獄送りにすることに。
しかし、自らの消滅を覚悟したディニュートとシグムンドはすべてを捧げて時を戻したのです。
誰かを守るために自分を犠牲にする考えが毛頭ない闇はその事実を知らず、ただ運命が歪んでいくことを不快に思っているのでした。
ディニュートの後継者とはレティシャのことであり、シグムンドが愛した人間はユリオスのことですね。
また闇とは人間の悪から生まれたもので黒幕の正体でもあります。人間の悪が闇の力になってしまいそうですが、黒幕である闇を倒すにはいったいどのような方法があるのでしょうか。
導かれた先に
バネッサ、ノエルとともに空に伸びる光の柱を見るレティシャ。神殿に向かう必要があると本能的に感じます。
到着すると、翼になったアイリンや皇女がいる中で、ディトリアンに気が付くと胸を躍らせるレティシャ。
しかし、ディトリアンはまだやることがあるようで、レティシャに会う前にここを去るつもりの様子。
それを知ったレティシャはひどいとディトリアンの胸に飛び込むのでした。
ディトリアンはレティシャに会うと彼女のことでいっぱいになって、未来を無事に迎えられないと考えていたようです。
まだやることがある様子ですが、ギリアードで見た未来に自分自身がいなかったことが関係していそうです。
ディトリアンはまだ妊娠した事実を知りませんが、どういう反応をするのか気になります。
新たな歴史が
長い夜が明け、帝国の歴史は塗り替えられました。新たに3人の翼が誕生し、ヨゼフィーナはすべてを失ってレティシャが聖女となりました。
帝国の人々は聖女となったレティシャを祝福し、中でも神官たちの態度の変わりようは露骨なものでした。
それを目の当たりにしたバネッサとユリア。
帝国民にとって大事な聖女であるレティシャをおとなしく公国に戻すかどうか不安になるのでした。
ひとまずヨゼフィーナが力を失い、神殿で暴れる翼を片付けることができました。しかし、まだリヒル卿が生きていますし、すべてが終わったという感じではないですね。
レティシャが聖女として認められたのはいいですが、そこでまた新たな問題が。帝国がレティシャを手放してくれるのか。
特にユリアは皇女を警戒しているようですが、たしかに翼であると同時に帝国の次期後継者である皇女はレティシャを引き止めることになりそうですね。
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