ピッコマで公開されている「私を突き刺す棘」のネタバレと感想になります。
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「私を突き刺す棘」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
※主人公の名前は「明澄」(今回初めて明記された)
カリスの葛藤
カリスは明澄をグイっと引き寄せて抱きしめ、自分の心をこんなにも惑わすのなら連れてこなかったのにと心の中で思う。
そして彼女の顔を近くで見ると、唇を怪我していることに気が付いた。
肉が熱くて火傷したのか、それとも先ほどのキスで?
そう思い顔が赤くなるカリスに、再び明澄がキスをすると、彼が彼女を押し倒して覆いかぶさる。
明澄が自分に手をかけ少し肌を見せると、彼は彼女の手を掴み、やめないか!と声を上げた。
急に大声を上げたカリスに驚いた様子の明澄。
一方のカリスは、どうか我を救いたまえ…と神に祈るのだった。
生きるために
押し倒してきたのはそっちなのに、怒ったように声を上げているのはなぜなのか。
そう戸惑う明澄に、平気でそんなことをするんじゃない!とカリスが必死に話しかけるも、言葉が通じることはない。
結局お互いのことがわからないまま、しばらくして沈黙が続く。
ただ明澄はカリスのことをまじまじと見つめながら、さっき自分を襲ってきた人たちとは違って危害を加えてくる人じゃないことは確かだと確信していた。
この危険な場所を乗り越えるために彼のことを利用しなければと思いつつ、彼の見せるウブな表情にも少し罪悪感にもかられていた。
戻れるかわからないけど、とにかく生きなければ…そう考えていると頭の中で”明澄…”と呼ぶ声。
彼女は母のことを思い出して、涙を流すのだった。
【7話】感想
言葉が通じないことにより、カリスと明澄のお互いの意志が伝わらないのはもどかしいなと感じますね。
そして暗い過去があるにもかかわらず、明澄が母のことを思い出している場面では、やはり母が大事な存在であったことが感じられます。
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