ピッコマで公開されている「私を突き刺す棘」のネタバレと感想になります。
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「私を突き刺す棘」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【22話】ネタバレ
山小屋に辿り着くと
紬がメノックとなり、一人で森の中をさまようこととなった明澄。
もう何日も食べ物を口にしておらず、視界はぼやけてきた。
そして紬の死に大きな衝撃を受けた結果、気づいたら声は出るが言葉は話せなくなっていた。
絶望を感じながらも歩いていると、山小屋を見つけ、助けを求めてドンドンと扉をたたく。
すると中から出てきたのは盗賊であり、彼女は無理やり小屋に入れられそうになる。
絶望を感じ、死にたくない!と思ったその時、明澄は目を覚ました。
ヘイローの説得
過去の悪い記憶を夢で見ていたのだ。
目を覚ました明澄はベッドの上で、カリスが連れてきた宮殿で休んでいたのだ。
方向もわからずなんとなく外を出歩く明澄。
すると聞き慣れた声が聞こえてきて、そっと覗くと2人の男が会話している。
カリスとヘイローである。
ヘイローはカリスに対して必死に説得していた。
最近カリスが指名手配されていることに疑問を持つものが増えてきている。
市長はリヨンの軸となる協会に圧力をかけて、首都では裁判を起こそうとみんな必死であり、戻るなら今だと言う。
カリスが殺した教皇は狂った人物であり、殺すのは間違いではなかったと。そして戻って来てそれを明かすべきだと。
その教皇は禁忌呪術のダークホールを放った挙句、メノックまで呼び寄せた人物。
その元凶に誰よりも早く気付いたカリスは彼を始末したのだ。
カリスは英雄として称えられるべき人物であり、親衛隊の者たちもカリスが戻って来ることを願っている。
だからもう一度だけ考え直せと必死に説得するヘイロー。
しかしカリスの意志は変わらなかった。
意志を曲げないカリス
教皇がどんな人物かは関係なく、守るべき義務があったその人を殺めたことに責任を感じていた。
守るべきものを守れなかった者に戻る資格はないと言い、カリスは立ち去るのだった。
その会話を陰から聞いていた明澄は、話の内容は理解できなかったが、雰囲気的に良い話ではないことは察していた。
そしてヘイローがカリスのことを”カーリー”と呼んでいることに気がつき、それが名前なのかなと思うのだった。
そんなことを考えていると、突然後ろから話しかけてくる声。
振り向くと、そこには見覚えのある男がいた。
【22話】感想
山小屋に辿り着いてまた悪い人たちと出会うとは、明澄はつくづく運がないなと思ってしまいます。
この山小屋で、物語の初めにカリスが助けに来たシーンに繋がるのでしょうか。
またカリスに戻ってくるように必死に説得するヘイローでしたが、結局カリスは自分の意志を曲げることはありませんでした。
今後カリスが意志を通し続けるのか、それとも説得に応じることがあるのか、どのような選択をするのか注目ですね。
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