ピッコマで公開されている「私を食べないで」のネタバレと感想になります。
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「私を食べないで」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
選択権
ジェノシウス教皇にエルタが欲しいと言われたザヒドは殺気立っていた。そして、うっかり殺してしまうかもしれないと言い出すザヒド。
緊迫した状況にエルタはこう考えていた。ここで彼がジェノシウスを殺したら、指名手配され犯罪者となってしまう。そして、自分も一緒に大陸を放浪する逃亡者になるだろう。
エルタが攻撃魔法を使おうとするザヒドを制止させると、殺さないでほしいの?と尋ねるザヒド。
彼は私の最も鋭い剣であり、重要な局面に私に選択権を与えてくれる。しかし、彼を裏切った瞬間に私を狙う最も恐るべき剣になるのだ。
エルタは弟たちもいるから逃亡者になりたくないと答えると、今は彼を殺すことを望んでいないことを伝えた。
ザヒドはエルタの望み通りに殺さないことにすると、 ジェノシウスは命拾いをしたと言いほほ笑んだ。
結婚式披露宴
皇帝陛下らに結婚式披露宴に参加してもらったお礼の挨拶をするエルタとザヒド。
皇后は照れた表情をすると、皇后宮に来てくれないからザヒドと会うのは久しぶりだと言う。既婚男性にそんなことを求める皇后に、内心呆れるエルタ。
すると、皇帝はザヒドと話したいことがあると言うと、エルタと目が合った皇太子ヘシオンは逃げるように席を外してしまった。
残されたエルタは皇后と2人きりで話すことに。
皇后は帝国を騒がせた公爵夫人にしては大したことないねと言うと、不機嫌そうな表情を浮かべた。
彼女の名前はテレシア・ルオリン・ド・バハルン。皇帝は彼女よりも20歳も年上で病を患わっており、皇帝は発作が起きると彼女に暴力を振るった。ある時、彼女が彼の暴力から逃げようとした際に、一生片足が不自由になるような大けがをしてしまう。
彼女はこのうんざりした不幸から抜け出す方法はたった1つであると気づくと、積極的に皇帝の元に通い皇位を継ぐ息子を産むことに成功した。
彼女は帝国の真の皇后となったが、幸せではなかった。不倫相手を作ったり、華やかな宴会を開いても、満たされず寂しさが残った。暗い結婚生活に悩まされていた皇后は、美しいザヒトに会うなり彼に一目ぼれをしてしまったのであった。
出会いやプロポーズについてあれこれとエルタに質問してくる皇后。
エルタがもちろんです、50億マルカというすごいプレゼントもくれましたと答えると、不機嫌そうになった皇后はその場を立ち去ってしまうのだった。
1人になったエルタは遠くからザヒドの姿を見つめると、退屈そうな彼の表情に気付いた。
彼にとって結婚式は魔術師が浄化者を縛るための手段にすぎない。だから、嬉しいはずはなく退屈に感じるのが当然なのだ。
私は何を期待していたのだろう?とむなしさを感じたエルタは、1人でテラスの方に向かうのであった。
テラスに出ると、そこには皇女ディアーナがいた。
彼女はザヒドから逃げられるようにしてあげると言うと、エルタに取引を持ち掛けるのであった。
怪我した足
披露宴から抜け出し、部屋に戻って来たエルタ。靴を脱ぐと、彼女の足には出血した痛々しい傷があった。
魔術師の皇太子がいる披露宴から早々に戻ってきて良かったと思うエルタ。そして、ザヒドが帰ってくる前に止血しないといけないと。
さきほど、皇女は私に「私に利用されてくれませんか?」と言った。エルタは彼女の言葉に悩むのであった。
その時。花束を持ったザヒドが現れた。そして、エルタの血の香りに気が付くと、持っていた花束を床に落としてしまうのであった。
【21話】感想
皇后はザヒドに一目ぼれしており、息子の皇太子はエルタを意識していて、皇女はエルタに取引を持ち掛けています。しかも、皇女はザヒドのことが好きですよね。なんかいろいろとすごい家族ですね。笑
足の出血を止める前にザヒドが帰って来てしましたが、彼はどうなってしまうのでしょうか。次回が気になります。
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