ピッコマで公開されている「私を食べないで」のネタバレと感想になります。
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「私を食べないで」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
もう後戻りはできない
ザヒドとエルタの結婚式。
2人は誓いを交わし、ジェノシウスが祝辞を述べる。
ジェノシウスがまず新婦のエルタと縁があるということを口にすると、周りの者たちはざわつく。
続けて彼はエルタに関することを話し始めた。
彼女の家門は代々教皇庁に忠誠を尽くしてきた聖騎士の家門であること。そしてエルタはそんなアルレズ家の長女であり、彼女の幸せを祈っているとも。
そんなジェノシウスの祝辞を聞いて、エルタは少し困惑する。
小説での教皇は浄化者に殺意を持っており、彼女とは当然敵対する存在である。そんな彼が皆の前でこのような話をするとは、何を考えているか全く読めなかったのだ。
そして最後にザヒドとエルタは誓いのキスを交わす。
その瞬間、もう後戻りはできないとエルタは思った。彼女は正式にカルノア公爵夫人になるのだから。
ジェノシウスの提案
結婚式が終わり、エルタはジェノシウスと2人で話をしていた。
なぜあのようなことをしたのですかと彼女は質問する。
ジェノシウスが皆の前でアルレズ家の話をしてくれたおかげで、これから出身でとやかく言われることは無くなるだろう。
彼の祝辞の言葉はエルタにとっては確かにプラスなものだった。
その質問に対し、ジェノシウスはエルタと仲良くなりたいのだと答えた。
さらにはザヒドのことを悪く言い、エルタが彼から離れるように誘導しようとしてくる。
ジェノシウス曰く、浄化者と魔術師は堕落した裏切り者のアランティウムと悪魔たちが作り上げたものだという。
だから悪から生まれた魔術師は邪悪な本性を持ち、特に全ての属性を使えるザヒドは誰よりも悪性に染まりやすいのだと。
化け物は手に負えないからザヒドからは離れるようにと言ってきたのだ。
そしてさらにはお金の問題は教皇庁のほうで解決するとも言ってくる。欲しいだけの金額を言えば支払うと。
しかしエルタはその提案を二つ返事で断った。
理由を問うジェノシウスに、私は顔立ちの整った方が好きなのでと答えるエルタ。
彼女の回答にジェノシウスは少し苛立っているようだ。
そしてそんな話をしている2人の元に、部屋を守っている聖騎士を倒したザヒドが入って来るのだった。
ザヒドの乱入
エルタとジェノシウスが2人で話している中、ザヒドが部屋に入って来る。
その部屋は聖騎士たちに守られていたが、全員ザヒドが倒してきたようだ。
聖騎士たちは魔術師一人止められず何をしているのやらと言って、ジェノシウスは呆れている様子である。
部屋に入って来たザヒドは、エルタとジェノシウスが2人きりだった状況を面白く思っていないようで、険しい表情をしている。
そんな彼にジェノシウスは挑発するように話しかけた。
公爵は悪性がたまると狂ってしまうのだから彼女は私が貰ってもいいですかと。そして彼女のことが気に入ったとも。
その言葉にザヒドはピクッと反応し、ますます殺気立つ。
後先考えず行動する性分でしてうっかり間違えて聖下をここで殺してしまうかもしれませんよ。
ザヒドはそう言い、不敵な笑みを浮かべるのだった。
【20話】感想
結婚式が終わった後、ジェノシウスはエルタにザヒドから離れるよう提案してきましたね。そしてエルタはそれを二つ返事で断りました。
ジェノシウスとしては浄化者が邪魔な存在なわけですが、殺すのではなく味方に引き入れようというつもりでしょうか。
そして部屋に入って来たザヒド。前回教皇庁で対面した時は何事もなく終わりましたが、またも一触即発の雰囲気です。この後どうなってしまうのか、ハラハラしますね。
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