ピッコマで公開されている「私を食べないで」のネタバレと感想になります。
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「私を食べないで」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
ザヒドの悩み
夜、目を覚ましたエルタの目の前にはザヒドがいた。
ザヒドは、少し理解できないことが起きたんだと言う。気にかかって仕方ない人がいるのだと。
エルタは何のことか分かっていないようで、どうするんですか?と聞くと、もう少し考えてみるよとザヒドは答える。
ザヒドは、具体的に誰のことで悩んでいるのかを言うことはなかった。
それから話はエルタが拉致された事件の話題に。
エルタはザヒドの決断に戸惑っていた。風向きだけを信じて森に火を放ったわけだが、自身が無事で済む保証はなかったはずだからだ。
そのことを話すと、万が一のことがあっても君は助かったとザヒドは断言する。彼は最悪魔法を使って助けるつもりだったからだ。
またザヒドはエルタがあれほど怯えるとは予想していなかったようである。彼女は、今度からはお手柔らかにお願いしますと言うのだった。
名のない騎士団
今回のことを受け、結婚式が終わったらエルタに専属護衛をつけるとザヒドは言う。それは彼の傘下の騎士にするつもりだと。
その話を聞いて、”名のない騎士団”所属かと彼女は察した。
カルノア公爵家の騎士団には2種類あり、1つは公式の騎士団アペルだ。
そしてもう1つ非公式のものがあり、それは名前すら持たずにただ”騎士団”と呼ばれている。
名のない騎士団に所属するメンバーは、ザヒドと戦場で共に戦った仲間であり、騎士に任命すらされていない者たちの集団だ。
彼らは情報ギルドに身を隠しており、ザヒドに従って生きている。
エルタは森の中でパニックだったが、断片的な記憶は残っており、その時に名のない騎士団と思われる者たちを目撃していた。
少なくとも彼らは貴婦人を護衛するような者たちではない。
エルタはそのような印象を受けたのだった。
結婚式の日
ザヒドとエルタの結婚式の日。
エルタがドレスを着て準備をしていると、使用人が慌ててやって来て、彼女に報告があるようである。
どうやら教皇が祝辞をしてくれるのだと。
使用人たちは教皇が結婚式に来てくれることをこの上ない光栄だと思って皆嬉しそうにしているが、エルタはその報告にゾワっとしていた。
彼女は以前教皇庁に行ったとき、ジェノシウスから危険な目に遭わされそうになったのだから当然である。
皇族の結婚に教皇が祝辞を送るなど前例のないことだ。
私に会うために祝辞を口実にここまで来るなんて!と思いエルタは青ざめるのだった。
いよいよ結婚式が始まる。
報告されていた通り、ジェノシウスも参列しているようだ。
エダンとシャルルにエスコートされてエルタは入場し、皆が注目する中で壇上に上がる。
壇上でお互い向かい合うザヒドとエルタ。
ザヒドがエルタのベールを持ち上げて、綺麗だと声をかけると、彼女は照れて頬を赤らめるのだった。
【19話】感想
ザヒドは気になって仕方ない人がいると言ってエルタに相談していました。明言していませんが、気になっているのは当然エルタの事でしょうね。
でもエルタ自身は自分のことなどとは思っていないようです。執事のダイマンも気づいていましたし、傍から見たらエルタ以外ありえないと思いますが、やはり本人は気づかないものなのでしょうか。
結婚式の日、まさかジェノシウスがやって来ることになりました。何も起こらなければいいですが…。何か嫌なことが起こりそうな気はしますね…。
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