ピッコマで公開されている「私を食べないで」のネタバレと感想になります。
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「私を食べないで」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
皇宮へ向かう前夜
皇宮の訪問へ向けて、エルタに皇室マナーを教えるザヒド。
彼はエルタのことを見て、綺麗な背中だと言って褒める。
彼女は、からかわないでくださいと言って少し戸惑っているようだ。
そしてザヒドは、俺を好きなだけ利用していいと彼女に言う。君にはその権利があると。
その言葉を聞いたエルタは真剣な表情になり、2人は見つめ合う。
するとそこにエダンとシャルルが凄い勢いで部屋に駆け込んできた。
どうやら屋敷の中から外を見ており、さっきの皇宮の騎士団が押しかけて来た光景を目撃していたようだ。
彼らは姉のエルタに何かあったんじゃないかと心配して、駆け込んできたのである。
そんな2人に、大丈夫よとエルタは答え、俺がいる限り誰にもエルタに手出しはさせないよとザヒドもまた頼もしい言葉をかける。
そして誰かに見くびられたら”私はカルノアだ”と言ってやりなさいとザヒドは言う。
ザヒドの気遣いで、その日エルタは弟と妹と一緒に寝るのだった。
皇太子との遭遇
翌日、ザヒドとエルタは一緒に皇宮を訪れた。
皇宮を目の前にして、ここが皇宮…うちのほうが断然いいわね…と心の中で思うエルタ。
それから彼女はハッとして、つい公爵邸を自分の家だと思っちゃったと思い直した。一応彼女にとっては5年後に出て行くまでとりあえず住んでいるだけの場所である。
皇宮についてからも人目を気にせずにスキンシップを取って来るザヒドだが、エルタはそれを恥ずかしがり、人目につかない庭園を通って回り道することに。
2人が庭園を歩いていると、偶然皇太子に出くわしてしまう。
ザヒドと皇太子はとりあえず表面上は笑顔で挨拶を交わし、エルタも名を名乗って自己紹介する。
そんな彼女を見て皇太子はハッとし、こんなに美人だったとは!と言う。妹の皇女との縁談を断ってまでカルノア公爵が選んだ花嫁が誰なのか、皇太子も気になっていたようだ。
会えて嬉しいですと言って手を差し伸べる皇太子だが、エルタはどうすればよいか戸惑うのだった。
浄化者の血
皇太子に手を差し伸べられ、戸惑うエルタ。
彼は魔術師であり、体に触れると自分が浄化者であることがバレてしまうのである。
そのことは当然ザヒドも理解しており、彼はすかさず間に入って、エルタに差し出された手を下げさせた。
殿下、いけません。俺は嫉妬深いので。
ザビドがそう言うと、こんなにも愛妻家だったとは知りませんでしたと言って皇太子も笑い、無事ピンチを乗り切るのだった。
一緒に陛下のところへ行きましょうかという皇太子の誘いを断り、その場で別れることに。
立ち去っていく皇太子の後ろ姿を見て、何とか乗り切った…と安堵するエルタは、緊張が解けたせいかグキッと足を捻らせて転んでしまう。
そして地面に手をつこうとしたとき、バラの棘で彼女は怪我をしてしまった。
エルタの血が付いた花弁がひらひらと舞うと、甘い香りが…と言って皇太子が振り向く。
浄化者の血には、魔術師の悪性を浄化する作用があり、当然魔術師である皇太子も何かを感じたようだ。
まさか…バレた…?と思い、エルタは青ざめるのだった。
【13話】感想
皇太子を避けたかった2人ですが、回り道した庭園でまさか遭遇してしまうとは。
手を差し伸べられたときはザヒドが間に入ってうまく切り抜けましたが、タイミング悪く転んでしかも血を流してしまうとはまさかの事態ですね。
エルタが流した血はわずかではありますが、それでも皇太子は気づいてしまうのでしょうか。バレてしまったらエルタの奪い合いになるのは間違いなさそうです…。どうにか誤魔化せることを願いたいですね。
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