ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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「私の愛する圧制者」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【9話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アネットの存在
眠っているアネットに触れようとし、我に返って舌打ちをするハイナー。
アネットの存在が自分の1番奥にある弱い部分を揺さぶり、惨めにさせることに苛立ちを見せます。
アネットは自分の気持ちは無意味だったと言っていたけれど、自分にとってはそうではないと思うハイナー。その気持ちによって絶望して惨めになるアネットが自分には必要だと思うのでした。
闇のハイナーが止まらないですね。愛と憎しみで本人も気持ちがぐちゃぐちゃな状態なのでしょう。
ハイナーのこの状態はアネットを本当に失わないかぎり直らないかもしれませんね。。
思い出したこと
数日後、同行人とともに街に宝石屋にやって来たアネット。残された最後の宝石も処分するつもりの様子。しかし、アネットの薬指に光る結婚指輪だけは価値が高すぎてここの店では買い取ってもらえないことに。
お店をでると、ある若い男の人に銃で撃たれてしまうアネット。3度も銃で傷を負ったことがあるハイナーはこんなに痛かったのかと痛感するとともに、そんなに憎いなら頭を撃てばよかったのにと思うのでした。
救いようがないくらい辛いことが続きますね…。頭を撃てばいいのにというアネットの言葉が悲しすぎます。アネットは生きる希望がなく、死んでもかまわないという気持ちなのでしょうね。
またこんな状態でもハイナーのことを気遣うアネットの優しさに胸を打たれます。
アネットを撃ったのはおそらく平民のような男性でしたが、彼女はそんなにも人から憎まれなければいけない人なのでしょうか。
無知で貴族の令嬢として生きてきたことがそんなにも罪なことなのか、すごく疑問に思ってしまいます。
王家の血筋がアネットしかいない中、すべての憎悪がアネットに向かっているのがとても辛いです。。
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