ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第7話 | 第8話 | 第9話 |
「私の愛する圧制者」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【8話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
3年間も
ただ海を見たかったと言うアネット。怖がりなのに同行人なしで海に来たアネットの不用心さが、貴族の女のまんまだとハイナーは怒りを露にします。
すると、嫌いな女相手に愛する演技をしたらすぐに騙されて愛を囁く自分を滑稽だと思ったでしょうと話すアネット。
そして、3年前に言ってくれなかったから、それを知らずに3年もハイナーを愛してしまったと。
今も愛しているのかというハイナーの問いに、今はよくわからないし、もはや自分の気持ちは無意味だと答えるのでした。
3年間も愛してしまったと言われた時のハイナー、信じられないという顔でショックを受けた表情をしていました。アネットが愛を取り戻そうと努力してきたのも知っていたのでは?と思いますが、実際にアネットの口から言われると胸がえぐられる気持ちになるのでしょうか。
自分の気持ちはもう無意味だと答えるアネットが、かわいそうで読んでいて辛くなりました。もうアネットはすべてを諦めてしまっているのかもしれませんね。
苛立つハイナー
夜、アネットが睡眠薬を手に取ると身体に悪いと言って取り上げ、代わりに紅茶を用意してくれるハイナー。他にも薬がないかアネットのカバンを漁ると、アンスガーの滞在先が書かれたメモが出てきます。
すると、フランチェに王政復古の勢力でもいるのですかと尋ねるアネット。それは自分が勝手に考えたことで、アンスガーについていくつもりはないと話します。
革命は自分にとって残酷なものであっても、皆は世の中が良くなると思っていることを知っているアネット。
よりよい世界を作るために努力したのではないのですかと問いかけると、同調してほしいなんて言った覚えはないとハイナーは言い放つのでした。
アネットが死んでもいいと思っているわりに、身体に悪いからと薬を取り上げたり、ハイナーはちぐはぐな振舞いをしていますね。
アネットは今はまだ正気を保っていますが、そのうち完全に心が壊れてしまわないか心配です。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第7話 | 第8話 | 第9話 |