【6話】私の愛する圧制者のネタバレを含む感想と考察！

ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。

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「私の愛する圧制者」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。

【6話】感想と考察（一部ネタバレを含む）

管理人が作品を読んだ感想と考察になります。

アネットの選択

食事中、アンスガーの訪問ついてアネットに問いただすハイナー。すでに使用人から報告を受けているものの、アネットの口から何があったのか話すよう言います。

離婚してフランチェに行こうと言われたと答えると、彼と結婚することもここを出て行くこともありえないと言い返すハイナー。

もしアンスガーが王政復古を望んでいるならハイナーは手放さないだろうし、自分自信も王家の血を引く者として利用されるのは望まないとアネットは思います。

そして、ハイナーの側近たちがハイナーと意見が違うことを不思議に思うのでした。

ハイナーはアネットが離婚したい理由がアンスガーと再婚するつもりだからとか、裏でやり取りをしていたかもしれないと怒りを露にしていましたが、そんなことができない状況だったと彼自身わかっていたはずです。ハイナーはアネットのことになると感情をコントロールできなくなってしまうのでしょうか。

またアネットはアンスガーの手を取るつもりもないようなので、やはり自分の手で結婚生活を終わらせる＝命を絶とうと考えているのですかね…。

列車で

ある日、海を見るためになんとか一人で外出することに成功し、駅から列車に乗り込むアネット。

列車の中で出会った年配の女性に海に行く経緯やハイナーの話をします。

夫もその周りの人も自分を嫌っているから、一緒にいたくないのだと明かすアネット。それはどうにもできないから愛する人を大事に生きていくよう言われますが、自分の愛している人たちはすべて死んでしまったと思うのでした。

愛するひとはいなくて、自分を憎む人がいない世界ってどれだけ残酷なのでしょう。

愛されなくてもいいから憎まれたくないだけだったとつぶやくアネットがかわいそうでなりません。海を見て一瞬でも心が癒されるといいですね。

美しい笑顔

海にやってくると、美しい景色を見て元気が出た様子のアネット。

砂浜にいる絵描きに自分の絵を描いてもらうことになり、絵の中のアネットはとても美しく笑っています。

すると、その様子をハイナーが切なそうに見ているのでした。

当然、監視はつけているとは思いましたが、本人直々に後をつけてきたとは。笑

最後、切なそうなアネットを見ていたのは、きっと久々に笑うアネットを見たからなのでしょうね。もちろん、アネットから笑顔を奪ったのはハイナー張本人なのですが。

アネットを憎み不幸になるのを望んでいるはずなのに、笑顔を見て少し辛そうな表情をしているのは彼女を愛する気持ちが残っているからなのかなと思います。

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