ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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【27話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
神聖なる存在
焼けるような痛みを感じながら、アネットのことを考えるハイナー。今ごろアネットは何も知らずに優雅に過ごしているだろうが、高貴な彼女は知らなくても当然で何も悪くないと。
しかし、このことを神聖な存在であるアネットが知ったら怒り、悲しんでくれ、自分の魂を包み込んでくれるはずだと思うのでした。
ハイナーの中でのアネットがどんどんと神聖なものに作り上げられていきますね。アネットとの対面がどうなるのか、今から怖くなってしまいます。。
脱出
ラットランドの独立戦争により刑務所が陥落すると、脱走することに成功した収容者たち。
ハイナーは一緒に脱走した同僚のアンに銃を向けると、機密を漏らした自分は始末される存在なのだとアンはわかっている様子。
アンを銃で殺すと、こうすることが本当に正しかったのか、自分たちの祖国はなんなのだろうかと疑問が湧いてくるハイナー。
しかし、大切なものがあるパダニアに帰らなければならないと思うと、必死にそこから抜け出すのでした。
自分の手で同僚を殺すなんてハイナーも辛かったでしょうね。こういう疑問が徐々に積み重なってきて、革命につながっていったのでしょう。
祝賀会
その後、ハイナーの帰還を祝いローゼンベルク侯爵邸で祝賀会が行われることに。
ハイナーがフランチェの機密を持って帰って来たおかげでローゼンベルク侯爵は確固たる立場を得ることができ、上機嫌な様子。
ローゼンベルク侯爵は最初から捕虜の交換や後発部隊を手配する気がなく、自分らを捨て駒だと考えていたことがわかると、自分はいったい何をしているのだろうとハイナーは疑問に思うのでした。
亡くなった同僚たちをハイナーの前で冒涜したり、亡くなった彼らを弔わなかったり、ローゼンベルク侯爵は改めてひどい人ですね。
彼は革命であっさり死にましたが、彼こそ苦しみながら死ぬべきだったと思います。
ハイナーはパダニアに戻って来ましたし、そろそろアネットと対面することになりそうですね。
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