ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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【25話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アネットの恋愛事情
特殊部隊となって過酷な任務をこなし、5年経った日のこと。ローゼンベルク侯爵邸で大人になったアネットを見かけて目が離せないハイナー。
いつも見に行っていた練習部屋は邸宅の奥に移されて、めったに彼女のことを見れなくなってしまっていたのです。
アネットを見ていたことが同僚のジャクソンにバレるとちゃかされるハイナー。彼からアネットがロマンチストの面食いで侯爵も娘の恋愛問題には干渉できないと聞かされると、彼女がどういう恋愛をしてきたか気になってしまうのでした。
運がよくないと見かけることすらできないのに、ここまで想いを募らせるのもすごいですよね。アネットへの愛が重いのがよくわかります。
ジャクソンにハイナーの気持ちがバレたようですが、彼が侯爵に告げ口してしまわないか少し心配です。
大切なものは
フランチェで作戦を遂行中、特殊部隊の隊員たちと雑談をするハイナー。彼女ができたら大切にするか聞かれると、自分にとって大切なものは他人にとっても同じだから奪われるに決まっていると答えます。さらに、奪われるくらいなら壊してしまった方がいいと話し、仲間にサイコパスだと引かれるハイナー。
ハイナーはどこか壊れてしまっていると自覚しているようで、自分はアネットだけを想っているのに彼女が自分の存在すら知らないことを考えると胸が締め付けられている様子。
アネットを大切に思うほどハイナーは惨めになり、こんなことなら最初から何も知らない方がよかったと思うのでした。
奪われるくらいなら壊れてしまった方がいいと言うハイナーの言葉。これは仲間が言う通り、サイコパスそのものです。
しかし、アネットが最終的に死んでしまう前には離婚することに応じたので、本当に壊れることを望んでいたわけじゃなかったわけですね。
また心が壊れてしまっていることを自覚していますが、アネットではなく彼こそ心のカウンセリングが必要だったかもしれませんね。
作戦の行方
その後、誰かが密告したせいでフランチェでの作戦は失敗に終わり、ジャクソン以外の隊員はほとんど拘束されることに。
口を割らせるため暴行されるハイナーはパダニアに生きて戻るため、必死に耐えるのでした。
ハイナーは幸いにもジャクソンは逃げられたと思っているようですが、彼が密告したということもありそうです。。
これからさらにひどい拷問が始まるのかと思うと今から読むのが辛いです。。
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