ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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【17話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
アンスガーの訪問
罵倒するアンスガーに王政復古の勢力があるフランチェには行かせないと答えるハイナー。アネットは自分のそばから離れられないと考えている様子。
離婚訴訟を助けるつもりだとアンスガーが言うと、まだ愛しているのかと尋ねるハイナー。彼女がアンスガーと一緒にフランチェに行けば少しは幸せになれるかと思ってとポツリと言うのでした。
アンスガーと一緒に行けば幸せになれるかと思ってとハイナーが言った時、アンスガーは彼がアネットを本当は愛していると気づいたかもしれませんね。そして、アンスガーは少なくとも死にたくなるほど不幸にはならないと答えるのですが、アンスガーはアネットのことを愛しているわけではない気がしています。もちろん多少の好感は持っていると思いますが。
アネットの意志を無視して男2人がいろいろ言っても仕方がないですね。
誰もいない彼女の部屋
アネットは別館に移り、誰もいないアネットの部屋に入るハイナー。彼女の残した痕跡と向き合いつもりのよう。
引き出しには捨てたはずの貝殻の入った袋、そして金庫には結婚指輪の入った宝石箱とアナットが以前担当していたパダニア市民協会の寄付会計の文書が見つかります。
そこで、初めて自分が消えた時のことを考えて彼女が整理したのだと気づくのでした。
ハイナーに捨てられた貝殻をまだ大事そうに持っていたなんて泣けてきます。周りに迷惑をかけないように死ぬことを選んだということがとても悲しいです。
アネットがハイナーのそばから離れられないなんていうことはハイナーの勝手な考えであり、それが間違っていることが改めてわかりましたね。。
混乱する気持ち
アネットを憎んでいた時も会いたいと思った時も1度も結婚指輪を外すことはなかったハイナー。
アネットは今も潔白ではなく、2人の間で解決したことがないから、どうすればいいかわからない様子。
今でも憎んで復讐をしようとするけど、それでもアネットが好きな海のあるグランフォードに連れて行ってあげたいと思うハイナー。
アネットの行きたい場所としたいことをさせてあげるから、そばにいてほしいと悲痛の表情を浮かべるのでした。
さすがのハイナーも後悔する気持ちもあるようですが、いまだに復讐したい気持ちも残っている中でアネットが目を覚ましても、元気になったらまた憎んで復讐したい気持ちを抑えられない気がします。
アネットは潔白ではないと言いますが、潔白でなければ一生苦しまないといけないの?と疑問に思います。アネット本人が悪かったのは無知だったことだと思いますが、もうその分の罪は償ったと思うのです。
もしかしたら、まだアネットが知らないことがあるのかもしれませんね。ローゼンベルク侯爵にされた許せない仕打ちがあり、それをアネットが知らないままだからいまだに許せないとか。勝手な予想ですが、彼の過去がわかればいまだに復讐をのぞむ気持ちが明らかになるかもしれませんね。
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